【新春インタビュー】巨人阿部監督 V2へ継続を否定「変化なければ進化はない」
巨人阿部慎之助監督(45)が、昨年12月のV旅行先の米ハワイで、日刊スポーツの単独取材に応じました。
昨季は4年ぶりのリーグ優勝を果たし、就任1年目から手腕を発揮しました。連覇、その先の13年ぶりの日本一を目指す今季は、オフに大補強を敢行。扇の要として甲斐、守護神マルティネス、左の強打者キャベッジ、そして日米通算197勝のマー君こと田中を迎え入れました。
指揮官はチームを進化させるために采配を様変わりさせることを予告。新戦力を加えた構想の一端も明かしました。
プロ野球
◆阿部慎之助(あべ・しんのすけ)1979年(昭54)3月20日生まれ、千葉県浦安市出身。安田学園-中大を経て、00年ドラフト1位で巨人入団。01年に新人捕手でチーム23年ぶりに開幕先発出場し、初打席初安打初打点。04年4月に当時の日本記録に並ぶ月間16本塁打。09年日本シリーズMVP。12年は首位打者、打点王、最高出塁率に輝き、MVP、正力松太郎賞。ベストナイン9度、ゴールデングラブ賞4度。プロ通算2282試合で打率2割8分4厘、406本塁打、1285打点。19年に引退し、翌年から2軍監督。22年から1軍コーチで、23年はヘッド兼バッテリーコーチ。24年シーズンから第20代巨人軍監督に就任。右投げ左打ち。
大補強を敢行! 甲斐は直接出馬で口説き落とした
◆今オフの巨人の補強
守護神のマルティネスを獲得。キューバ政府との粘り強い交渉で中日、DeNAなど複数球団の争奪戦を制した。扇の要にはソフトバンクからFA権を行使した甲斐が加入。阿部監督が交渉に直接出馬し、口説き落とした。現役時代に愛用した背番号10を託す。楽天から自由契約となった日米通算197勝の大投手マー君を獲得。田中将の復活に、菅野をよみがえらせた久保巡回投手コーチも太鼓判を押す。新外国人はエンゼルス時代に大谷と同僚だったキャベッジで、右投げ左打ち、守備位置は一塁と外野。23年は3Aで3割6厘、30本塁打、89打点をマークした。昨季はアストロズでプレー。現役ドラフトでは日本ハムから田中瑛を獲得。DeNAから自由契約となった石川もブルペンに加わる。
自分の子供を見るような選手の成長
壮大な景色に思わず声がもれた。
タンタラスの丘からの絶景に「うわ~、すごいな」。目下には、ワイキキの市街地が広がっていた。心地よい風を感じ「こういう時間って何も考えないからこそ、頭が整理できる」とつぶやいた。シーズン中に吹かせた“新風”は、力強く荒々しく敵に向かっていった。つかの間の休息は、戦いから少し離れ、次の戦いへの準備期間だった。
ハワイで半世紀以上愛され続けるファミリーレストランのジッピーズ(Zippy’s)に立ち寄った。フライドチキン、魚のフライ、スパム、照り焼きビーフにふりかけご飯がワンプレートになった人気メニューのジップパックをオーダー。チリポテトも添えて、揺るぎないローカルの定番で雰囲気に浸った。
こんな状況で野球の話を切り出すことに少しちゅうちょした。沈黙を待ち、大局の話題から問いかけた。
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