【ヤクルト嶋基宏HC】3・11に思い 野球ができることに感謝、若手に伝えていく
ヤクルト嶋基宏ヘッドコーチ(40)が東日本大震災から14年を迎えた3月11日、東北への思いを語りました。
静岡・草薙球場でのオープン戦。相手は、11年の震災時に所属していた楽天でした。同年4月の復興支援の慈善試合では「見せましょう。野球の底力を」とスピーチし、支援を呼びかけました。
ユニホームも立場も変わった中で、変わらない思いを持ち続けています。
プロ野球
◆嶋基宏(しま・もとひろ)1984年(昭59)12月13日、岐阜県生まれ。中京大中京では3年春に甲子園出場。国学院大を経て06年大学生・社会人ドラフト3巡目で楽天に入団。新人の07年から主力に定着し、13年には球団初のリーグ優勝と日本一に貢献。10、13年にベストナインとゴールデングラブ賞。11、13年に田中将大と最優秀バッテリー賞。19年限りで楽天を退団し、20年からヤクルトでプレー。22年はコーチ補佐兼任で同年限りで現役引退。23年はバッテリーコーチ兼作戦補佐、24年はヘッド兼バッテリーコーチ、今季からヘッドコーチ専任。プロ通算1441試合、936安打、打率2割4分、26本塁打、315打点、50盗塁。179センチ、84キロキロ。右投げ右打ち。
「忘れられない日」
―3月11日は
忘れられない日ですね。
―14年が経った中で、どういう思いでこの日を迎えたか
今は着ているユニホームは違いますけど、忘れたことはないです。
これからも忘れることはないと思います。
「感動とか勇気とか」
―震災の発生から2年後の13年には日本一。あらためてスポーツの力をどのように感じるか
やはりあれだけの、多くの方に、感動とか勇気を与えられるっていうのは、本当にスポーツの魅力だと思います。
今は先ほども話した通りユニホームは違いますけど、スワローズの一員として、ああいう感動をファンの方々に与えられるような、そういうチームを作っていきたいなという風に思います。
3・11楽天戦「何かの縁かな」
―3月11日に楽天戦となった
何かの縁かなっていう風に思いますし。そうですね。僕は今、プレーすることはないですけど、スワローズの若い選手が、グラウンドで動き回っているところをファンの方々に見てもらえたらと思います。
初めてかなという風に思うので、これも何かの縁かなと思います。
「当たり前に生活…感謝」
―今後も野球を通じてどういうメッセージを発信していきたいか
あらためて、こうやって野球ができること、当たり前に生活ができるということに感謝しないといけないですし、そういう思いを若い選手に伝えていくのも我々の仕事かなと思います。
「一生懸命、元気いっぱいプレー」
―震災を風化させないためにできること
そうですね。こうやってメッセージを発信していくこともそうですし、一番は先ほども言った通りですけど、一生懸命、元気いっぱいプレーすることが一番かなと思います。
若手活躍「ワクワク、ドキドキ」
―今日の試合は浜田選手が3安打、赤羽選手が2安打と若手が躍動した
ああいう姿というのは、なんて言うんだろう、チームにとってもいい刺激になると思いますし、若い選手にとっても自信になると思いますし。
なんて言うのかな、見ていて、ワクワク、ドキドキしましたね。
―チームの底上げも
どんどん力を付けて若手がレギュラーを脅かす存在になっていけば、チームの力も上がってくると思います。
