【日本ハム北山亘基】今季初登板へ「充実」強調「心技体全部こう上がってきている」

日本ハム北山亘基投手(25)が、満を持して開幕ローテ入りを果たしました。1年目に開幕投手を務めた最速155キロ右腕は、先発陣の柱として期待されます。開幕まではオープン戦、イースタン・リーグ合わせて4試合に登板し、計15回2/3を16奪三振で1失点。持ち前の奪三振能力はそのまま、四球はわずか2つで、与四球率が劇的に改善しました。

今季初登板は4月2日のソフトバンク戦(エスコンフィールド)が濃厚。開幕前最後の登板となった3月25日、イースタン・リーグのヤクルト戦後に、充実の表情を見せました。

プロ野球

◆北山亘基(きたやま・こうき)1999年(平11)4月10日、京都府生まれ。小学3年から野球を始める。中学時代は軟式野球部所属。京都成章では3年夏に甲子園出場。京産大では4年春に関西6大学リーグで最優秀投手。21年ドラフト8位で日本ハム入団。22年3月25日のソフトバンクとの開幕戦でプロ初登板初先発し、同年はチーム最多の55試合に登板。24年4月20日ロッテ戦でプロ初完封をマークした。通算83試合、14勝11敗、9セーブ、17ホールド、防御率2・98。182センチ、82キロ。右投げ右打ち。今季推定年俸4600万円。

3月25日、イースタン・ヤクルト戦に登板。今季初登板へ4回61球に手応え

3月25日、イースタン・ヤクルト戦に登板。今季初登板へ4回61球に手応え

最終調整「ドンピシャ。4回60球」

―球数は61球。予定通りか

ドンピシャでしたね。4回(およそ)60球。最後いい感じに合わせられました。

―4回60球は北山投手自身の希望か

次の登板に向けて、間の日数と(調整して)。もちろん(球数を多く)投げてもいいんですけど、開幕前にしっかりその調整というか、ベストコンディションに入るために。本来もうちょっと短めの設定で言われたんですけど。

もちろん投げたいですっていうので、これぐらいの球数でいきました。

―内容は4回2安打無失点

普通ですね。ちょっと昨日は練習後の移動で、夜(千葉・鎌ケ谷に)着いての翌日の登板なので、結構タフな部分ではあったんですけど。

投げながらちょっとずつ動きが出てきた部分だったり、リズムが出てきた部分があったので、可もなく不可もなく。ケガなく終えられたのでよかったです。

インタビューの中で「充実」という言葉を3度も口にした

インタビューの中で「充実」という言葉を3度も口にした

多めに投げた2シーム「そこは収穫」

―チェックポイントは

今日ツーシームをだいぶ多めに投げましたし。いい場面でそのボールを使ったことで、いい投球になった部分もあったので。ひとつそこは収穫かなと思います。

ツーシームだったりカット、速球系の変化をすごい練習している部分があるので、今日それが試せたのはよかったです。

―2回の沢井選手への2球目から、球速が151キロ、150キロ、151キロと上がった。何か変化が

あの感じがいつも1軍で投げてる出力だった。なんかちょっと体が動ききってなかったので、2回ぐらいからだんだん動いてくる感じがあったので。大体145キロ前後はツーシームだったりが多かったので。147キロ~149キロぐらい、あと150キロ超えるのが真っすぐ。143キロ~147キロぐらいまではツーシームみたいな。

なんか今日はあんまり出力をいっぱい出すよりは、しっかりリズム良く投げるところだったり、イニングをまたいで投げていくっていうところが、その感覚だけを失わないようにっていう感覚で入ったので。そこはできたので良かったです。

本文残り70% (2691文字/3845文字)

野球

黒須亮Ryo Kurosu

Tokyo

1998年5月、茨城県古河市出身。23年入社。古河三高から2浪の末、「おもしろそうだから」という理由で出願した立大文学部キリスト教学科に入学できた。ゼミは「キリスト教音楽論」。立大野球部ではDeNA中川颯投手が2学年上、楽天荘司康誠投手が同期。リーグ戦出場には遠く及ばなかったが、現在プロや社会人野球で活躍されている選手やマネジャーと過ごした4年間は貴重な時間だった。趣味は母がオペラ歌手だった影響から舞台観劇。また、幼少期からMLBが大好き。24年5月にドジャース大谷翔平投手と同じマットレスを購入するなど、とりあえず形から入る。