【阪神中野拓夢】「残念、そこは中野」 虎の「エリア51」が急拡大した理由とは?
阪神の旬な話題に焦点を当てる日刊スポーツの随時企画「虎を深掘り。」。今回は中野拓夢内野手(28)の守備に注目しました。守備範囲などを表す指標が昨年から飛躍的に改善。4月まで二塁手で12球団トップをマークしました。チームの進撃をがっちり支える「エリア51」の急拡大には意外な理由がありました。
プロ野球
二塁手の守備指標UZR4月12球団トップ
水を得た魚のように、グラウンドを縦横無尽に駆け回っている。広大な範囲をカバーする中野の二塁守備は、チームの進撃を語る上で欠かせない。
象徴的なプレーがあった。
4月26日の巨人戦(甲子園)。同点の4回無死三塁で、岡本の二遊間への強烈な打球を横っ跳びで押さえ、一塁で岡本をアウトにした。1点は失ったが、走者を残さなかった。傷口を最小限にとどめた。
巨人岡本のヒット強奪「陰のヒーロー」
「あそこからズルズルいく場合もありますし、流れを断ち切れたのはよかった」と本人も納得のプレー。
甲子園で見ていた日刊スポーツ評論家・鳥谷敬氏は、試合の重要局面だったと指摘。「陰のヒーローです。価値あるプレー」と絶賛した。
流れを手放さず、接戦に持ち込んだ阪神は6連勝を飾った。
中野がこのプレーを振り返った。
「寄っていないと、あれは届かないです。一、二塁間にゴロが飛ぶイメージはなかった。データも含めて、頭の中で、この辺に飛んでくるかなという準備がしっかりできていたからだと思います」
親交が深いから分かる打球の特徴
親交が深い岡本とは対戦も多く、打撃の特徴は手にとるように分かっている。
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