【阪神伊原陵人】安定感の源? ベンチで愛飲する「コーラ」の秘密に迫ります

阪神の「旬」な話題に迫る日刊スポーツの随時企画「虎を深掘り。」の25年シーズン第7回は、ドラフト1位伊原陵人投手(24)が試合中のイニング間などで愛飲する「コーラ」の秘密です。母校の智弁学園(奈良)小坂将商監督(47)や、公認スポーツ栄養士の下村有佳里さんらがその有効性を証言。新人ながらローテの一角を担って3勝と好調な左腕を支える〝エネルギー源〟に迫りました。

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◆伊原陵人(いはら・たかと)2000年(平12)8月7日生まれ、奈良県出身。智弁学園3年春の甲子園に出場し、初戦(2回戦)の日大山形戦は5回2失点で勝利投手。3回戦の創成館(長崎)戦は9回途中1失点と好投したが敗れた。2学年上に阪神村上頌樹らがいる。大商大ではリーグ戦15勝1敗、防御率0・91でドラフト候補に上がったが指名漏れ。NTT西日本を経て、24年ドラフト1位で阪神入団。170センチ、77キロ。左投げ左打ち。座右の銘は「負けられません、勝つまでは」「初志貫徹」。

水、経口補水液、そしてコーラ

5月20日付大阪版1面

5月20日付大阪版1面

ゴク、ゴク、シュワッ…。試合中のベンチで、伊原が口にするのは水、経口補水液、そしてコーラだ。

伊原謎なんてないですよ。糖分を手軽に取れる。食べ物だと試合中はどうしても難しいので。炭酸なので、シャキッとする感覚もあります。普段はコーラ飲まないですけど。

イニング間の休息タイムで、赤いラベルの黒い液体を手にする姿。テレビ中継に映し出されて話題となったのは、アスリートと甘いジュース、炭酸飲料の組み合わせが“禁じ手”に思えるからだろう。実際に伊原もチームメートから「僕が最初に持ってきたら、ふざけてるのか、ってなったぐらい」と笑われたという。

チームメートから「ふざけてるのか」

智弁学園2年秋の近畿大会1回戦で9回13三振を奪った伊原

智弁学園2年秋の近畿大会1回戦で9回13三振を奪った伊原

愛飲の始まりは智弁学園時代だった。試合中のベンチに常備されていたのは、2リットルのペットボトルのコーラ。5回裏が終わると選手たちはコップに入れて、飲み干すことが恒例だった。取り入れたのは、阪神村上らを擁し、16年センバツVに導いた小坂監督。糖分の補給が目的だった。

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