【祝リーグ優勝】中野拓夢が振り返る 藤川野球は「矢野さんと岡田さんが混ざっている」
阪神が2年ぶりのリーグ優勝を果たしました。就任1年目の藤川球児監督(45)が率いたチームは2位に大差をつけてぶっちぎりでゴールテープを切りました。圧倒的な強さを誇った猛虎軍団。その裏側では何が起こっていたのか? 選手、コーチが2025年レギュラーシーズンを振り返る特別インタビュー。中野拓夢内野手(29)に話を聞きました。
プロ野球
◆中野拓夢(なかの・たくむ)1996年(平8)6月28日生まれ、山形県出身。日大山形で2年夏に甲子園出場。東北福祉大から三菱自動車岡崎を経て、20年ドラフト6位で阪神入り。同期入団に佐藤輝、伊藤将、村上らがいる。21年盗塁王、22年ベストナイン、23年最多安打、ゴールデングラブ賞を獲得。172センチ、67キロ。右投げ左打ち。
「一昨年初めて優勝、またできて喜びすごく感じてます」
―自身2度目の優勝
中野一昨年も初めての優勝を味わって、すごくうれしかったっていう気持ちが一番強かったので。それをまたできるっていう喜びがすごく感じてますし、素直にうれしいなと思います。
―2年前と主力メンバーがあまり変わっていない。チーム全体で成長したと感じる部分は
中野個人個人やるべき役割っていうのもすごくわかってると思いますし、一昨年の優勝を経験したっていうのが、選手的にはすごく自信になるというか。そういった中で、自分たちでこうある程度、この状況だったら何をしたらいいのかっていうのを把握した状態で試合に臨めてると思うんで。そこが一番強い要因かなと思います。
岡田阪神との違い「明るい雰囲気、盗塁とかすごく積極的に」
―去年までの岡田阪神と今年の藤川阪神の違いは
中野雰囲気とかもそうですし、すごく明るい雰囲気の中で野球ができてるっていうのを感じます。さほどこう、作戦面はあまり大きく変わるかなっていうところはないですけど。その盗塁に関してとか、すごくこう、積極的に行っていいっていうことは言われてるので。そこの違いをすごく感じるかなと思います。
―年齢では大山、近本と佐藤輝、森下の間の年齢。選手会長として上下に挟まれる中でどんなふうにチームを見ていた
中野いや、もちろんこう、先輩方がすごくやりやすい環境を作っていただいてるってのもありますし、自分としても後輩がのびのび野球をやれる状況が一番いいと思ってるので。後輩にはあまりプレッシャーに感じることなく、ほんとに野球を楽しんでやってほしいなっていうのはすごくあるので。そういう雰囲気作り含めて、なんとか上の人たちがそういう雰囲気をつくってくれてるおかげでのびのび野球ができてるかなと思います。
シーズン中に初野手会「ほんといいタイミングだった」
―シーズン中には、初めて野手会を。橋渡しになれた
中野そうですね。投手会っていうのはすごく耳にはしてたんで。いつか野手も1つになることが必要なのかなとは思ってたんで。タイミング的にもほんといいタイミングだったと思いますし。もう1回、優勝に向けてのスイッチを入れ直すというか、そういった意味でも、まずは野手から1つになろうっていうことを考えてたので、そこをやったことによって、さらに野手が1つにまとまってるところはあるかなと思います。
―シーズン前には藤川監督と食事も。そういう点でも今年の入り方の違いは
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