【祝リーグ優勝】オフにFA宣言→残留決断 阪神大山悠輔が語る覚悟のシーズン

阪神が2年ぶりのリーグ優勝を果たしました。就任1年目の藤川球児監督(45)が率いたチームは2位に大差をつけてぶっちぎりでゴールテープを切りました。圧倒的な強さを誇った猛虎軍団。その裏側では何が起こっていたのか? 選手、コーチが2025年レギュラーシーズンを振り返る特別インタビュー。大山悠輔内野手(30)に話を聞きました。

プロ野球

阪神対広島 リーグ優勝を決め、喜ぶ阪神大山(撮影・藤尾明華)

阪神対広島 リーグ優勝を決め、喜ぶ阪神大山(撮影・藤尾明華)

リーグ優勝を果たし佐藤輝(左)と抱き合う大山(撮影・石井愛子)

リーグ優勝を果たし佐藤輝(左)と抱き合う大山(撮影・石井愛子)

◆大山悠輔(おおやま・ゆうすけ)1994年(平6)12月19日生まれ、茨城県出身。つくば秀英―白鷗大を経て16年ドラフト1位で阪神入団。1年目の17年から先発4番を務め、19、23年には全試合出場。23年は最高出塁率(4割3厘)で初タイトルを獲得し一塁部門でベストナイン、ゴールデングラブ賞。オフにFA権を行使して残留を決断した。181センチ、95キロ。右投げ右打ち。

優勝祝勝会でビールをかけられる大山(撮影・藤尾明華)

優勝祝勝会でビールをかけられる大山(撮影・藤尾明華)

自己分析「0でもあるし100でもある」

―自分の働きを自己分析すると

大山0でもありますし100でもありますし。いいところもありますし、全然ダメなところもありますし。むしろほとんどダメなのかなと。その中でもチームが勝てたのが一番。なので0でもあるし100でもある。個人的には全然ダメだと思います。

―5番になってバッティングも多少変えた

大山それはありますね。打点というところに、監督から言われましたし、自分の中でも打点はこだわろうというか、何とかしなきゃいけないところなので、変えなきゃいけないと思いました。場面場面によって、いろんな打ち方、いろんなアプローチの仕方をしなきゃいけないと思ってましたので、そういう意味では自分の中でだいぶ変えた1年ではありました。

丁寧なプレーを心掛け、4月26日の巨人戦で1000試合出場を果たしてガッツポーズ

丁寧なプレーを心掛け、4月26日の巨人戦で1000試合出場を果たしてガッツポーズ

「一番は丁寧にと心がけていきました」

―丁寧、ミートに徹した印象

大山そうですね。丁寧にというところは自分の中で一番心がけてやっていました。でもそれだけでは、攻め方も、相手のバッテリーもそこをついてくるので、時には大胆にいかないといけないところもある。そこは自分なりに状況を読んでやっていたところもありますし、でも一番は丁寧にと心がけていきました。

―それが四球にもつながった

大山四球よりも打点だったので、四球はあまり気にしていないです。とにかく状況に応じてコンタクトする場面なのか、強振するところなのか、そういうところがあったので、そこが四球につながったとかは(あるかもしれない)。四球を狙ってというのはないです。

―結果としてそうなっているだけ。

大山そうですね。フォアボールを狙ってではないですし、とはいいつつ、先頭バッターもあるので、そういうところは出塁を心がけてというところもあるので、全くその気持ちがないというのはないですけど、僕の中での最重要なところは打点だったので。っていうところはありますね。

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