【私と長嶋さん〈9〉】野球殿堂博物館 現役時代見ていない世代に伝える使命
今年6月に逝去した長嶋茂雄さんをしのび、野球殿堂博物館(東京・文京区)では7月から追悼特別展「背番号3は永久に」が開催され、多くの来館者でにぎわいました。庄司正信館長(61)や主任学芸員の関口貴広事業部次長(49)は、企画展の舞台裏や自身の思い出を語り、国民的スターの功績と人柄を振り返りました。
プロ野球
館長「現役時代の躍動感を」
夏休みの野球殿堂博物館は、ミスターの足跡をたどろうとする人々の熱気であふれていた。当初予定されていた企画を差し替えて、7月12日から「長嶋茂雄 追悼特別展 背番号3は永久に」を開催。現役時代に使用したバットやユニホーム、トロフィー、国民栄誉賞の表彰状、柴田勲さんが所蔵するグラブまでが一堂に並び、長嶋さんの野球人生を立体的に映し出していた。
庄司館長は「追悼番組では近年の姿が中心でしたが、我々はまず現役時代の躍動感を伝えたかった」と語る。展示室では年配層を中心に、多くの来場者が1つ1つの品に足を止め、往年の名場面を思い返す姿が見られた。主任学芸員の関口さんは「立ち止まり、長嶋さんに思いを重ねる方々を見て、この展示をやって本当に良かったと思いました」と手応えを口にした。
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1990年入社。アマチュア野球担当としてシダックス監督時代の野村克也氏、2006年夏の甲子園を制した早実・斎藤佑樹氏など取材。
プロ野球ではロッテ・バレンタイン監督解任騒動。DeNAの球界参入から中畑清初代監督フィーバーなど担当。
ストレス発散は1人カラオケ(ミスチル縛り)とゴルフ。
