【祝リーグ優勝】虎がリーグ打点3傑独占!元打点王・小谷野栄一打撃コーチが語る秘密
阪神が2年ぶりのリーグ優勝を果たしました。就任1年目の藤川球児監督(45)が率いたチームは2位に大差をつけてぶっちぎりでゴールテープを切りました。圧倒的な強さを誇った猛虎軍団。その裏側では何が起こっていたのか? 選手、コーチが2025年レギュラーシーズンを振り返る特別インタビュー。小谷野栄一1軍打撃チーフコーチ(44)に話を聞きました。
プロ野球
◆小谷野栄一(こやの・えいいち)1980年(昭55)10月10日生まれ、東京都出身。創価―創価大を経て、2002年のドラフト5位で日本ハムへ入団。09年にはゴールデングラブ賞、日本シリーズで優秀選手賞を獲得。2010年には打点王を獲得するなど活躍し、オールスターにも出場した。現役時代は通算1394試合に出場し、打率2割6分4厘、71本塁打、566打点。14年にはFA権を行使しオリックスへ移籍した。楽天、オリックスでコーチを務め、今季から阪神の打撃チーフコーチ。愛称は「栄ちゃん」。177センチ、88キロ。
「選手のためになるんだったら、いくらでもそんなの聞きます」
―コーチとして手応えを感じている部分は?
小谷野1軍打撃チーフコーチ(以下コーチ)いろんな選手の可能性を広げられたっていう意味では選手のいいところを少しは出せたかもしれないですね。
―いろいろな打順で使って
小谷野コーチ打順もそうですし、昨年までの役割、出場機会が違ってきた選手も何人か出てきましたし、選手の努力のおかげで複数ポジションを守ってくれる選手も出てきてくれたおかげで打線として機能することも増えたのかなと思いますね。あと何より一番は準備力。どこの球団を見てもこれだけけが人がなく、通せているのはトレーナーさんも含めて、サポートしてくれる方も含めて選手個人が準備の中で、試合に臨むための準備をすごくしてくれています。覚悟を持ってプレーする選手がかなり多かったと思う。
―2年前と主力は一緒。層を厚くするのも課題だった
小谷野コーチ大きく見る余裕はなかったので、個人個人の可能性というか、この子、これだけすごいものがあるんじゃないか、とか今までの先入観を抜きにできるのは僕はやりやすかった。初めての人間なので。この子、これだけすごいもの持っている、これだけ覚悟を持ってプレーしているなとか。ほかの方とは違う視点で見ることができたのはあったと思う。そこがチーム力の底上げって皆さんからすると思われた一部分にはなるだろうなと思います。
―高知・安芸の秋季キャンプで見た印象と、今の印象は
小谷野コーチこちら側の立場からすると、ここまでうまくいくうんぬんを考える余裕がなくて、どちらかというと何かアクシデントだったりけが人が出た時に、マイナスのことしか考えられなくて。出来すぎというか、アクシデントがあったことに対しての準備をしなくて済んだというのは、相当な選手の頑張りだったと思う。安芸の時点でいい選手がたくさんいるなとは思いましたが、ここまで結果になるとは正直思っていなかったですね。
―3、4番の入れ替えについて
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