【さよならプロ野球】ヤクルト川端慎吾「レギュラーを育てたい」2軍打撃コーチ
今年も親しんだチームのユニホームを脱いだ選手たちがいます。引退した人もいれば、海外に新たな道を見つけた人も。オフ恒例の「さよならプロ野球」を12球団ごとにお届けします。
第1回はヤクルト川端慎吾内野手(38)。
プロ野球
◆川端慎吾(かわばた・しんご)1987年(昭62)10月16日、大阪府生まれ。市和歌山商2年夏に甲子園出場。05年高校生ドラフト3巡目でヤクルト入団。15年は首位打者、最多安打に輝き、ベストナイン、ゴールデングラブ賞も受賞。21年に歴代2位となる代打でシーズン30安打。代打通算95安打は球団最多。15年プレミア12日本代表。185センチ、86キロ。右投げ左打ち。
「若い時は自分を追い込むって難しい」
若手を見つめる真剣なまなざしは、現役時代と変わらない。冷静な観察眼の奥に、強い情熱が宿る。
ヤクルト川端慎吾内野手(38)は今季限りで現役を引退し、指導者として第2の野球人生をスタートさせた。
2軍打撃コーチとなり、11月8日の戸田球場での合流初日。選手たちに「こっちはいくらでも練習に付き合うから、いつでも言ってきて」と伝えた。
指導で意識するのは「選手それぞれの感覚を大事にしてもらうこと」。言葉で伝える難しさと面白さを感じながら、日々を送る。
「バッティングは答えがないところがたくさんあるので、そこが難しいところですよね。つい最近まで現役だったので、時に自分で見本を示しながらやっていきたい」と模索する。
選手の自主性を尊重しつつ、同時に練習を課す最適解を探っていく。
「そのバランスが難しいですよね。実際、僕もそうでしたが、若い時は自分を追い込むって難しいじゃないですか。そういう選手には、こちらから多めにやらせてあげてもいいのかなとも思います。やっぱり一番うれしいのは選手から『練習付き合ってもらえますか』とか『見てもらえませんか』と言ってもらえることですけどね」
野球を仕事とすることの自覚を求めていく。
練習量が結果を導く礎になると身をもって知る。
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