【桑田真澄CBO】「ぶどう畑があるということは」連載オイシックス・トーク〈1〉
巨人のレジェンド桑田真澄氏(57)が、今季からオイシックスのCBO(チーフ・ベースボール・オフィサー)に就任しました。2月1日の静岡・修善寺キャンプ初日から精力的に動き、従来の慣習を打ち破る「桑田流」理論を注入しています。NPBを目指す若手や、再起をかけるベテランが集う新天地で、レジェンドは何を変えようとしているのでしょうか。その手腕が注目されます。
プロ野球
★桑田CBOが語った主な内容
- 議論好き、反対意見も歓迎 練習メニューの決め方
- 全体練習は午後2時まで、自主練習は1時間まで 科学的に
- 統一ベースに高校野球7回制 なぜ反対なのか
◆桑田真澄(くわた・ますみ)1968年(昭43)4月1日、大阪府生まれ。PL学園では甲子園に5季連続出場し、1年夏、3年夏に全国制覇。85年ドラフト1位で巨人入団。最優秀防御率2度(87、02年)最多奪三振1度(94年)。87年沢村賞、94年セ・リーグMVP。07年は米大リーグ・パイレーツでプレー。08年3月に現役引退。NPB通算442試合、173勝141敗14セーブ、防御率3・55。21年、1軍投手チーフコーチ補佐で巨人復帰。24、25年は2軍監督。現役時は174センチ、80キロ。右投げ右打ち。
名前と顔を一致させること 初日に確認した各選手の現在地
―キャンプ初日はどのような点に注目してご覧になりましたか?
まずは名前と顔を一致させること。そして選手の自己評価だけでなく、僕自身の目で「各選手の強みと課題、目指すべき方向性」を確認しました。彼らと話し合いながら、しっかり方向性を決めていきたいですね。
―オイシックス高島会長からはどのような役割を期待されていますか?
技術指導はもちろんですが、CBOとしてフロントも含めた組織全体の改善も見てほしいと言われています。まだまだ発展途上のチームですので、両面からサポートしていきます。
―練習メニューの決定プロセスについても意見を出されたそうですね
最初から「ああしろ」と言うのではなく、まずはコーチ陣の考えを聞きます。限られた資源をいかに効率的、合理的に回すかが大事ですから。
僕は議論が好きなので、トップダウンではなく、どんどん反対意見も言ってもらいながら、監督やヘッドコーチと整備しています。
―2月1日という日は特別なものですか?
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1990年入社。アマチュア野球担当としてシダックス監督時代の野村克也氏、2006年夏の甲子園を制した早実・斎藤佑樹氏など取材。
プロ野球ではロッテ・バレンタイン監督解任騒動。DeNAの球界参入から中畑清初代監督フィーバーなど担当。
ストレス発散は1人カラオケ(ミスチル縛り)とゴルフ。
