MLB ロボット審判導入決定 身長で決まる新ゾーン、選手から賛否
米大リーグは2026年シーズンから、機械でストライクかボールかを判定する、通称「ロボット審判」を公式戦に導入します。全球に適用ではなく「チャレンジ制度」で1試合に2度失敗するまで使用することが可能です。判定時は従来のストライクゾーンから高低の定義が変更され、各選手の身長で規定されます。この他にも多くの変更点があり、影響や反応などをまとめました。
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★ロボット審判導入のポイント
- 現行のチャレンジ制度との違い。運用方法
- ストライクゾーンの変更点は?影響は?
- 選手・監督の賛否両論と今後の課題
◆導入決定の経緯試合運営委員会の投票により多数決で決まった。委員会は球団オーナー6人、ザック・ゲーレン(ダイヤモンドバックスFA)を含む選手4人、審判1人の計11人で構成され、投票結果はオーナー全員が賛成、選手は4人中3人が賛成、審判は反対で、9対2で賛成多数だった。選手では、特に投手から反対の声が多数挙がっていたが、決定前に選手会が独自に行った投票では、30球団中23球団で賛成多数となっていた。
身長基準の新ゾーン 従来より投手に厳しく
ついに「ストライク、ボール」の判定に機械が用いられる時代がやってくる。2026年から全球ではないが、チャレンジ制度の際に「オートマチック・ボール-ストライク・システム(ABS)」が導入される。帽子かヘルメットをたたくことで、1試合にチームで2度失敗するまで何度でもチャレンジできる。要求できるのは打者、捕手、投手だけ。現行のチャレンジと違い、監督は要求できない。ベンチからの助言も不可となる。
ABSで判定に使用されるストライクゾーンは、現行の審判員が使用しているストライクゾーンとは異なる。
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