球界一気配りができる男の引退試合 長野久義の一言一句が、思いやりにあふれていた

昨季限りで現役を引退し、現在は巨人編成本部参与を務める長野久義氏(41)が、引退試合に臨みました。3月14日に東京ドームで開催された日本ハムとのオープン戦に背番号7をまとい、1日限りの〝現役復帰〟で雄姿を見せました。8回に代打で登場して中前打を放つと、走塁、さらに9回には右翼の守備に就き、右飛も処理しました。敵味方関係なく一体感にあふれた東京ドーム。球界一気配りができる男の引退試合らしい思いやりにあふれた一夜にもなりました。

試合後の一問一答、プロ入団時の指揮官で、引退セレモニーにサプライズ登場した原辰徳前監督のコメントも掲載します。

プロ野球

★長野氏が語った主な内容

  • 緊張はしながったがプレー中、気になったこと
  • ブルージェイズのキャンプで見た岡本選手の今
  • 後輩たちへのメッセージは「野球を楽しんで」

◆長野久義(ちょうの・ひさよし)1984年(昭59)12月6日、佐賀県生まれ。筑陽学園―日大―ホンダ。2度のドラフト指名を拒否し、09年1位で巨人入団。10年新人王。11年首位打者、12年最多安打。11~13年ベストナイン、ゴールデングラブ賞。18年オフ、丸のFA移籍に伴う人的補償で広島移籍。20年9月22日巨人戦で全球団本塁打。22年オフに無償トレードで巨人復帰。13年WBC日本代表。通算1651試合、1512安打、打率2割8分、163本塁打、623打点、99盗塁。180センチ、85キロ。右投げ右打ち。夫人はテレビ朝日の下平さやかアナウンサー。

引退試合後、選手と記念撮影(中央)(撮影・浅見桂子)

引退試合後、選手と記念撮影(中央)(撮影・浅見桂子)

「本当に周りの方に恵まれた野球人生だった」

―久々の東京ドームでの試合になりました

そうですね。久しぶりに東京ドームで、乾燥してます、すごい乾燥してました。唇がめちゃくちゃ乾いてたんで(笑顔)。リップリームずっと塗ってましたけど。

いや、本当に久しぶりに東京ドーム戻ってきて、大歓声いただいてうれしかったです。

―これまでの試合で、一番思い出に残ってる事はなんでしょうか

やっぱり2012年の最後、日本シリーズでファイターズと試合をして日本一になった瞬間が一番印象に残ってます。

―今日の打席ではセンター前ヒットを打たれました。ご自身のバッティングの評価はいかがでしたか

柳川くんも真っすぐ、どんどん投げてくれましたし。キャッチャーの進藤くんは高校の後輩なので打たせてくれたと思います。

で、セカンドね、上川畑いたんで、大学の後輩なんで。捕るかなと思ったんですけど、よかったです、捕らなくて。

巨人対日本ハム 8回裏巨人2死、中前打を放つ(撮影・増田悦実)

巨人対日本ハム 8回裏巨人2死、中前打を放つ(撮影・増田悦実)

―一塁ベース上でホッと一息ついたような様子に見えましたが、緊張があったのですか

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