侍敗退の真相 取材班が検証「プリウスにはプリウスの良さ」日本が進むべき道/WBC

侍ジャパンはWBC準々決勝のベネズエラ戦(ローンデポパーク)で敗れ、大会史上、過去最速で敗退しました。米国マイアミの現地で取材した日刊スポーツWBC取材班の4人が米国―ドミニカ共和国の準決勝後、座談会を開き、日本の敗因と今後について激論。メジャー取材経験豊富な四竈衛記者、斎藤庸裕記者と、普段は日本で遊軍を務める久保賢吾記者、巨人担当を務める小早川宗一郎記者が、侍ジャパンの戦いぶりをひもときました。【四竈衛、斎藤庸裕、久保賢吾、小早川宗一郎】

プロ野球

★取材班4人が語った主な内容

  • 米国―ドミニカ準決勝から見えた世界との差
  • ベネズエラ戦の敗因 8失点目が決定的だった理由
  • 日本野球の進む道 マスタングとの違いは?

◆四竈衛(しかま・まもる)長崎県出身、米アリゾナ在住。北関東支局(群馬・栃木)を経て、巨人、ヤクルトなどを取材。99年からメジャー担当。趣味は料理とゴルフ。


◆斎藤庸裕(さいとう・のぶひろ)米ロサンゼルス在住。ロッテ、巨人、楽天担当を経て、14年に渡米。サンディエゴ州立大でスポーツビジネスを学ぶ。18年からメジャー取材。プロ野球担当1年目のロッテが下克上V。「運が強い」とされている。


◆久保賢吾(くぼ・けんご)兵庫県出身。報徳学園―関大を経て07年入社。アマチュア野球、巨人、西武、DeNAを担当し、26年は遊軍。13年WBCも担当した。身長169・5㌢、体重58~63㌔をいったりきたり。


◆小早川宗一郎(こばやかわ・そういちろう)東京都あきる野市出身。高校時代は硬式野球部。中大商学部を経て20年4月入社。巨人、DeNAを担当し、25年途中から侍ジャパン担当キャップ兼務。26年再び巨人担当に。趣味は海外サッカーなどのスポーツ観戦。

準々決勝 日本対ベネズエラ 6回表ベネズエラ無死一、三塁、アブレイユに右越え逆転3点本塁打を浴びる伊藤大海

準々決勝 日本対ベネズエラ 6回表ベネズエラ無死一、三塁、アブレイユに右越え逆転3点本塁打を浴びる伊藤大海

米国―ドミニカ準決勝 「打線が打てないゲーム」の衝撃

小早川いやー、すごかったですね、ドミニカ共和国と米国の試合。メジャーはあんなに速い球を投げる人がゴロゴロいるんですか? とんでもないです。

四竈セベリーノは初回から100マイル(約161キロ)が出たのはビックリしたね。

斎藤平均球速は96マイル(約154・5㌔)でした。普段より2、3マイル増しですね。でも、結局は本塁打で終わっちゃうというね。両チーム合わせ、ソロ3本での3点ですから。

四竈あの打線なら打ち合いになるかと思いきや、2―1の締まった試合になって、見応えのある試合だったね。

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