【舞台裏】その日、伊藤光は楽天“1軍初出場”せず、ブルペン捕手に徹していた
楽天に頼れるピースが加わりました。DeNAからFA移籍したプロ19年目の伊藤光捕手(36)が、静岡で行われた3月9日の全体練習から1軍に合流。11日の日本ハム戦からベンチ入りしましたが、その日の試合は出場せずに“ブルペン捕手”としてチームメートのボールを受けることに専念しました。12日の同戦で楽天の選手として“1軍初出場”。これまで培ってきた経験を生かし、ベテランならではの存在感を発揮しました。
プロ野球
「The Backstage」
ドラマは注目シーンだけが、見どころではありません。目立たないところにも、さまざまなストーリーが詰まっています。舞台裏で、記者が見て、聞いて、思った話をお届けします。
◆伊藤光(いとう・ひかる)1989年(平元)4月23日秋田市生まれ、愛知県岡崎市出身。明徳義塾から07年高校生ドラフト3巡目でオリックス入団。14年ベストナインとゴールデングラブ賞。18年7月にトレードでDeNA移籍。昨年オフ、25年オフ、楽天にFA移籍。同年限りで現役を引退した岡島豪郎氏の背番号27を引き継いだ。通算1063試合、634安打、打率2割3分5厘、30本塁打、262打点、15盗塁。180センチ、88キロ。右投げ右打ち。
“ブルペン捕手”に徹し「全員捕りました」
伊藤光が“ブルペン捕手”に徹した1日があった。
1軍に合流してから2日後、3月11日の日本ハム戦からベンチ入りも、その日は試合に登板予定だった投手のボールを受けることに専念。新たなチームメートとコミュニケーションを取り、有意義な時間になった。
「登板したピッチャーは全員捕りましたね。捕ってない時間でもいろいろ話して。イースタン(・リーグ)とかで対戦したこともあるピッチャーもいたので。僕が対戦したイメージと照らし合わせながらやってたのはあるんで。いろんな観点から話はできているのかなと思います」
いきなり実戦に入る選択肢もあった中で、“ブルペン捕手”を務めたのには狙いがあった。
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