【舞台裏】楽天前田健太は仙台調整を選ばず 開幕戦3・27京セラドームに姿を見せた

なぜ開幕戦に同行していたのか―。11年ぶりに日本球界に復帰した楽天前田健太投手(37)は3月27日、オリックスとの開幕戦が行われる京セラドーム大阪に姿を見せました。楽天の先発陣は登板機会がなければ遠征に同行しないのが通例。4日後に迫る31日のソフトバンク戦(楽天モバイル最強パーク)でホーム開幕投手を務めることが決まっていただけに、気になる行動でした。前田投手に真相を聞きました。

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「The Backstage」

ドラマは注目シーンだけが、見どころではありません。目立たないところにも、さまざまなストーリーが詰まっています。舞台裏で、記者が見て、聞いて、思った話をお届けします。



◆前田健太(まえだ・けんた)1988年(昭63)4月11日、大阪府生まれ。PL学園で甲子園2度出場。06年高校生ドラフト1巡目で広島入団。在籍9年で最多勝2度、最優秀防御率3度、最多奪三振2度、沢村賞2度、ゴールデングラブ賞5度。15年オフにポスティングでドジャース移籍。20年からツインズ、24年からはタイガースに所属。25年5月に自由契約となり、その後はカブス、ヤンキースのマイナーでプレー。25年オフに楽天入団。185センチ、83キロ。右投げ右打ち。


開幕戦の京セラドームに姿を見せた前田(左)。オリックス西川があいさつ

開幕戦の京セラドームに姿を見せた前田(左)。オリックス西川があいさつ

通例に則れば仙台で居残り調整

3月27日の京セラドーム大阪に、本来ならいないはずの背番号18の姿があった。

開幕カードのオリックス3連戦の先発は荘司、滝中、ドラフト1位の藤原が登板予定で、前田健はホーム開幕カードのソフトバンク3連戦初戦で投げることがすでに決まっていた。

球団によって事情は異なるが、楽天の場合だと先発投手はビジターゲームで登板機会がなければ、通常は遠征に同行しない。その通例に則れば、仙台の球団施設で居残り組として調整するのが自然な流れだった。

だが、前田健は違った。敵地の京セラドーム大阪で体を動かしていた。

なぜチームに同行していたのだろう。


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