阪神佐藤輝明とチームメートだった元近大主将が名門コーチで目指す夏甲子園制覇への道
名門、福井工大福井が26年夏に14年ぶりの甲子園出場を目指しています。率いるのは「藤浪世代」で大阪桐蔭―同大出身の白水健太監督(31)と、阪神佐藤輝明内野手(27)と同学年で近大で主将を務めた谷本甲仁コーチ(27)です。佐藤輝明と過ごした4年間でも培われた谷本コーチの指導論とは…。熱血コーチが語ったのは、野球に限らず人生にも生きる金言でした。
野球
★谷本甲仁コーチが語った指導理念
- グラウンド内外での振る舞いを重視する理由
- 近大で佐藤輝明との4年間で培った経験
- 26年夏は全国制覇を見据えた目標設定
◆谷本甲仁(たにもと・かつひと)1999年(平11)3月15日、大阪府生まれ。小2の時「帝塚山スポーツ少年団」で野球を始まる。中学は硬式の「ヤングビクトリー(現奈良ヤング)」でプレー。福井工大福井では16年春に甲子園出場。開幕戦で阪神村上頌樹投手を擁する智弁学園(奈良)に敗れるも「2番遊撃」で出場し、5打数2安打。近大では1年春からベンチ入り。4年時には主将を務め、20年秋の関西学生野球連盟で優勝。その後の関西王座決定戦でも優勝した。卒業後は野球メーカーの「大阪ホーマー」に1年間務め、その後は福井工大福井で事務職員などを務める。福井工大で教職免許を取得し、25年4月から情報科の教員として正式に採用された。
◆福井工大福井1949年(昭24)に創立された北陸電気学校が前身で、78年から現校名。甲子園には夏7度、春5度出場。最高成績は76年センバツの8強。主なOBは元ロッテ藤井宏海、西武篠原響、ソフトバンク育成の江崎歩ら。所在地は福井市学園3の6の1。佐々木栄秀校長。
恐竜王国・福井で牙を研ぐ球児たち
大阪駅から「JR特急サンダーバード」で北へ約1時間20分。福井・敦賀駅で「JR新幹線つるぎ」に乗り換え、約20分弱で福井駅に到着する。福井駅前には「恐竜王国」の名にふさわしい恐竜のモニュメントがズラリ。訪れた観光客は鳴き声まで再現する古代生物にスマホを向け、必死に撮影する。
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