【阪神伏見寅威】「はるとらバッテリー」はなぜすごい? ベテラン捕手が大切にする原点
阪神の気になる話題を取材して紹介する「虎を深掘り。」。今回は伏見寅威捕手(35)のリード論に迫りました。移籍1年目で高橋遥人投手(30)を3試合連続完封に導くなど好リード。プロ14年目のベテランが大切にするのは1センチ、1ミリの勝負です。背景にはフレーミングでトップクラスの坂本誠志郎捕手(32)との切磋琢磨(せっさたくま)もありました。
プロ野球
★伏見が語ったリード論
- 今季12試合中11試合で左腕投手とバッテリー
- 「ストライクをボールと言われたくない」執念
- 坂本との切磋琢磨で向上するフレーミング技術
◆伏見寅威(ふしみ・とらい)1990年(平2)5月12日、北海道・千歳市生まれ。江別小3年から投手、遊撃手で野球を始め、江別一中時代に所属した札幌白石シニアで捕手転向。東海大四(現東海大札幌)、東海大を経て、12年ドラフト3位でオリックス入団。19年には左アキレス腱(けん)断裂の大けがを負ったが、翌20年に復帰。22年はオリックスの26年ぶり日本一に貢献した。22年11月に日本ハムにFA移籍。25年オフに日本ハム伊藤大海と最優秀バッテリー賞を受賞。通算成績は651試合、打率2割2分9厘、21本塁打、147打点。182センチ、89キロ。右投げ右打ち。今季推定年俸1億円。
もはや必然 左腕との圧倒的相性
もはや必然だろう。今季伏見がスタメンマスクを被った12試合のうち11試合は左腕投手が先発だった。右腕だったのは4月30日のヤクルト戦で組んだオリックス時代の同僚、西勇輝投手(35)だけ。中でも強烈な印象を残したのは高橋遥人投手(30)とのバッテリーだろう。4勝は全て完封勝利。5月6日の中日戦では3試合連続完封という離れ業をサポートした。高橋は今季初勝利を挙げた際に「本当に信じて投げ切れた。1人じゃ絶対に無理。キャッチャーの人には日々感謝です」と頭を下げた。
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