【日本ハム山県秀】“道民の孫”を狂わせたもの 「チームのために」の先に描く進化系

ルーキーイヤーの昨季は84試合に出場し、持ち前の芸術的な守備だけではなく、3本塁打とバットでも存在感を示した日本ハム山県秀内野手(24)が、苦しんでます。4月末に登録抹消されてから、ファームでも33打数3安打、打率9分1厘(5月13日現在)。飛躍が期待された2年目のスタートに、山県を狂わせたものとは―。

プロ野球

★山県秀が語った主な内容

  • 自分を狂わせた「意識の変化」とは
  • 鎌ケ谷で見つめ直した「チームのために」
  • 1軍戦をテレビ観戦 常に持ち続ける意識は

◆山県秀(やまがた・しゅう)2002年(平14)5月1日、新潟・三条市生まれ、東京・国分寺市出身。4歳から野球を始め、東京・国分寺第二中時代は稲城シニアでプレー。早大学院では1年秋からレギュラー。甲子園出場はなし。早大では2年秋からレギュラー。4年春にベストナイン。24年ドラフト5位で日本ハム入団。4月15日ロッテ戦(ZOZOマリン)で公式戦初出場。1年目の昨季は84試合、43安打、打率2割3分2厘、3本塁打、11打点、3盗塁。176センチ、80キロ。右投げ右打ち。

夏の熱気漂う室内練習場 バットを振り込む2年目

夏到来を思わせる強い日差しが千葉・鎌ケ谷に照りつけた。日光を避けようと逃げ込んだ室内練習場にも熱気がこもる。そこに、バットを振り込む山県の姿があった。

昨年のこの時期は1軍でスタメン出場が続き、順調なルーキーイヤーを歩んでいた。期待が高まった2年目だが…。

ここまで1軍でわずか9試合の出場にとどまり、4月27日に登録を抹消されてから、1度も戻ることができずにいる。

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