【オイシックス桑田真澄CBO】「良いヒゲ」も真剣議論「サイエンス」掲げ3カ月
巨人のレジェンド、桑田真澄氏(58)がオイシックスのCBO(チーフ・ベースボール・オフィサー)に就任して約3カ月が経ちました。チームはファーム・リーグ東地区最下位と苦しみながらも、「サイエンス、バランス、リスペクト」の理念の下、盗塁数は昨季を大幅に上回るペースです。選手に寄り添いながらも時には厳しい一面をみせ、身だしなみに関する規律も設けました。新たに侍ジャパンU12代表監督にも就任した桑田CBOがチーム、そして球界の未来への思いなどを語りました。
プロ野球
★桑田真澄CBOが語った主な内容
- 「サイエンス」取り入れ盗塁数80個から100個へ目標上方修正
- 開幕投手・高田への具体的アドバイスでチーム勝ち頭に変貌
- U12代表監督就任と日本球界発展への思い
◆桑田真澄(くわた・ますみ)1968年(昭43)4月1日、大阪府生まれ。PL学園では甲子園に5季連続出場し、1年夏、3年夏に全国制覇。85年ドラフト1位で巨人入団。最優秀防御率2度(87、02年)最多奪三振1度(94年)。87年沢村賞、94年セ・リーグMVP。07年は米大リーグ・パイレーツでプレー。08年3月に現役引退。NPB通算442試合、173勝141敗14セーブ、防御率3・55。21年、1軍投手チーフコーチ補佐で巨人復帰。24年から2軍監督。現役時は174センチ、80キロ。右投げ右打ち。
「80個」から「100個」へ 盗塁数目標を上方修正
―2月のキャンプ初日に「根性野球ではなく、サイエンスを取り入れる」という桑田さんらしい指導方針を掲げてから約3カ月。手応えはいかがですか
桑田 サイエンスに関しては、チームに分析部門がないため、チームの目標設定や選手とのコミュニケーションで工夫を図っています。チーム目標については、昨シーズンの年間の盗塁数が40個だったので「2倍の80個」という数字を掲げてシーズンに入りました。
ところが、34試合が経過した時点で、昨年のチーム盗塁数を超えてしまったんです。だから今は100個を目指すことにしました。オイシックスに限らず、現代の野球では長打は出づらくなっているし、簡単には得点できません。だから、とにかく足を使って得点機会を増やしていこうという意図から、盗塁数を目標にしました。今後はエンドランを仕掛けられるチームになると勝率はさらに上がると思っています。
勝率4割達成 接戦が増えた手応え
―「勝率4割超え」を目標にしていましたが、42試合終了時点でちょうど4割
桑田 今シーズンは大差をつけられる一方的な試合が少なくなったと思います。ワンチャンスで同点、もしくはひっくり返せるような接戦が多くなってきた。これは選手と首脳陣の努力のたまものだと思います。このまま緊張感のある試合を積み重ねて、シーズン終了時に限りなく5割に近いところまで行きたいなと思っています。
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1990年入社。アマチュア野球担当としてシダックス監督時代の野村克也氏、2006年夏の甲子園を制した早実・斎藤佑樹氏など取材。
プロ野球ではロッテ・バレンタイン監督解任騒動。DeNAの球界参入から中畑清初代監督フィーバーなど担当。
ストレス発散は1人カラオケ(ミスチル縛り)とゴルフ。
