中野拓夢をコンバート、元山飛優と「理想のコンビ」で大学日本一 恩師が「縁」を証言
阪神ナインの源流、足跡をたどる「猛虎のルーツ」。今回は6月2日中日戦(甲子園)で14試合連続安打をマークした中野拓夢内野手(30)、そして4日に1軍再合流したばかりの元山飛優内野手(27)と2人の縁を感じるルーツに迫りました。ともに東北福祉大で中野が2学年先輩。元山が入部したことで大塚光二元監督(58)が決断したコンバートが、プロの礎になりました。
プロ野球
★大塚氏が語った主な内容
- 元プロが「プロにも匹敵」と評する二遊間コンビ
- 中野をコンバートしてまで二遊間を組ませた狙い
- 阪神で再び同僚に 移籍が決まった元山に恩師がかけた言葉
◆中野拓夢(なかの・たくむ)1996年(平8)6月28日生まれ、山形県出身。日大山形で2年夏に甲子園出場。東北福祉大から三菱自動車岡崎を経て、20年ドラフト6位で阪神入り。21年盗塁王を獲得。23年WBC日本代表、シーズンでは164安打を放ち、最多安打に輝いた。昨季は3年連続で全試合出場。172センチ、68キロ。右投げ左打ち。
◆元山飛優(もとやま・ひゆう)1998年(平10)12月4日、大阪府生まれ。佐久長聖では1年夏、3年夏に甲子園出場。東北福祉大で大学日本代表に選出。20年ドラフト4位でヤクルト入団。23年12月、宮川哲投手とのトレードで西武に移籍。25年10月に戦力外通告。今季から阪神。180センチ、79キロ。右投げ左打ち。
◆大塚光二(おおつか・こうじ)1967年(昭42)8月26日生まれ、神戸市出身。育英から東北福祉大に進学し、89年ドラフト3位で西武に入団。通算466試合、打率2割5分8厘、7本塁打、70打点、15盗塁。01年限りで現役を引退し、その後は解説者を務め、13年から2年間日本ハムのコーチなどを務めた。15年1月に学生野球資格回復認定を受け、同年7月から23年1月まで母校・東北福祉大の監督。現在は同大学職員、解説者。右投げ左打ち。
「飛優は一番いいショートストップやった」
歴代の教え子の中でも、中野―元山の二遊間は別格だった。元東北福祉大監督の大塚氏は当時を振り返り、迷うことなく断言した。
「もう、ナンバーワンよ。あいつら2人の二遊間で日本一になれた。感謝しかないよね」
中野が大学4年、元山が同2年の18年に大学選手権で日本一を獲得。当時の正二塁手が中野、正遊撃手は元山だった。元西武の選手でもあった大塚氏にとって理想のコンビだったと証言する。
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