【楽天田中和基】スイッチヒッター32歳の誇りと苦悩「後輩を応援できているのが…」
プロ10年目の楽天田中和基外野手(32)は、スイッチヒッターの誇りを胸に来る日も来る日もグラウンドに立っています。2年目の18年には18本塁打、平成最後の1試合両打席本塁打を記録するインパクトを残し、07年田中将大、13年則本昂大に続く球団3人目の新人王を獲得。今季は開幕から2軍でのプレーが続き、キャリアで唯一の1軍出場がない現状ですが、与えられた役割に全力を注いでいます。
プロ野球
★田中和基が語った主な内容
- スイッチヒッターをやめたくない理由
- 両打席本塁打「人生で一番大きな出来事」
- 2軍でのもどかしさと楽天への恩返しの思い
◆田中和基(たなか・かずき)1994年(平6)8月8日、福岡市生まれ。西南学院では捕手。立大に進学し、1年夏に外野手転向。東京6大学リーグ通算9本塁打、16盗塁。16年ドラフト3位で楽天入り。18年8月1日オリックス戦で左右両打席本塁打をマーク。同年は105試合出場して18本塁打、21盗塁で新人王に輝いた。24、25年は楽天選手会長。181センチ、75キロ。右投げ両打ち。今季推定年俸3000万円。
「そこだけはやっぱ辞めたくない」
プロへの扉を開いたのは球界では希少な両打ちだった。今季で10年目を迎えた田中和。ベテランの域に入ってきた32歳にとって、左打席、右打席の両方に立つことは野球選手としての矜持(きょうじ)といえる。
「1個、それを武器でプロに入っちゃったから、そこだけはやっぱ辞めたくないなっていうのはあります」
スイッチヒッターが体に染みついている。もはや、どちらの打席が得意、不得意という感覚はない。「今はほんとに、どっちも何も思わないですね(笑い)」。両打ちを途中で断念する選手もこれまでにいたが、現役を退くまでこだわるつもりだ。
先輩の指名漏れから右打ち「解禁」
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