【巨人船迫大雅】窮地で輝き増し役割全う「責任」「我慢」「泥臭く」社会人時代の教え
巨人の中継ぎ陣を支える船迫大雅投手(28)は、今季もチームの窮地を救い続けました。プロ4年間で194試合に登板。確立されたポジションはないなかで、タフなメンタルを武器に投げ抜く強さの背景には社会人時代の経験がありました。今夏の都市対抗野球で優勝を果たした西濃運輸(岐阜・大垣市)出身。厳しい練習や都市対抗野球を通じて培った「責任」「我慢」「泥臭さ」が、プロの世界でも戦える源になっています。目の前の打者、一つのアウトに集中し、チームの勝利のために腕を振り続ける右腕の原点に迫ります。
プロ野球
★船迫投手が語った主な内容
- 社会人1年目、走りながら知った「責任」の意味
- プロ200試合近くを支えた「我慢」の原点
- 古巣・西濃運輸の都市対抗優勝を自分のことのように喜んだ理由
◆船迫大雅(ふなばさま・ひろまさ)1996年(平8)10月16日生まれ、宮城県出身。聖光学院、東日本国際大、西濃運輸を経て、22年ドラフト5位で巨人入団。変則の右のリリーフとして、1年目から36試合に登板。3勝1敗8ホールド、防御率2・70と結果を出した。2年目は51試合、4勝0敗22ホールド、防御率2・37で新人王に輝いた。通算194試合、13勝5敗65ホールド、防御率2・56。174センチ、80キロ。右投げ左打ち。今季推定年俸9000万円。
「なんでこんな練習させられんのかな」
今から7年前の社会人1年目。西濃運輸で都市対抗に出場できなかった船迫は、仕事を終えた後もグラウンドを走っていた。ポール間走を多い日は20本ほど。さらに100メートル走が30~50本。ただでさえ苦しいランニングメニューを、何度も繰り返した。
当時は、素直にこう思った。なぜ、ここまで走らなければいけないのか。学生時代までとは違う厳しさに、戸惑いもあった。
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