「三浦春馬は美しかった」唯一無二の芝居にスタッフも泣いた/田中光敏監督に聞く2

その輝きと軌跡は没後も色あせていません。三浦春馬さんは全身全霊を注いで撮影現場に立ち続けました。最後の主演映画のスタッフによる証言をもとに、その人間像に迫ります。

その他エンタメ

20年7月に30歳で亡くなった、三浦春馬さんと、最後の主演映画「天外者(てんがらもん)」が、第34回目日刊スポーツ映画大賞に新設された「ファンが選ぶ最高演技賞」「ファンが選ぶ最高作品賞」を受賞し、2冠に輝いた。両賞を三浦さんに代わって受け取った、田中光敏監督(63)は、時代劇映画初主演作となった「天外者」に、三浦さんがどれほど深く関わり、五代友厚という役を作っていったか…1つ、1つの記憶を、宝物を掘り出すように、丁寧に語り続けた。