内田有紀 10代の戸惑いを「覚悟」に変えて唯一無二の存在感/ロングインタビュー

女優内田有紀(46)が、この秋でドラマデビュー30周年を迎える。節目のタイミングで出演するTBS系ドラマ「君の花になる」(18日スタート、火曜午後10時)で、初の芸能マネジャー役を演じ、自らのデビュー時への思いも重ねる。10代で鮮烈なデビューを果たしながら、実は当時抱えていた戸惑いや葛藤も、今は覚悟に変えて、唯一無二な存在感を放っている。

ドラマ

◆内田有紀(うちだ・ゆき) 1975年(昭50)11月16日、東京都生まれ。92年11月、フジテレビ系「その時、ハートは盗まれた」で女優デビューし、94年に同局系「時をかける少女」で初主演。同年、「TENCAを取ろう!~内田の野望~」で歌手デビューし「幸せになりたい」などヒット曲多数。00年には演技を基礎から勉強し直したいと「北区つかこうへい劇団」に入団経験も。「医龍」「ドクターX~外科医・大門未知子~」などのドラマや映画「踊る大捜査線」シリーズなどに出演作多数。165センチ。血液型O。

クールでやり手

30年という月日。決して短くない時間も、人と人との縁はその距離を縮めてくれる。16歳の時に撮影したことがあった弊社カメラマンと言葉のキャッチボールを交わすと、木登りまでした当時の記憶をよみがえらせた。

「こうやって『30周年』と言ってくださることで『そうなんだ!』って思います。木登りですか? 覚えてますよ!(笑い)。まだ衣装さんとかも付いてなくて、私服でしたよね」