大平サブロー 才能に満ちあふれた亡き相方を語る「シローさんの存在があったから」

かつて漫才コンビ「太平サブロー・シロー」として一世風靡(ふうび)したタレント、大平サブロー(66)は現在、歌手としてツアー中だ。歌とトークで観客を魅了する。1980年代の漫才ブームを駆け抜け、32歳で吉本からの独立、5年後に復帰と波乱に満ちた芸人人生。振り返ってみて、今の気持ちは「もし生まれ変わることがあっても、もう漫才はしない」。その思いを存分に語ってもらった。

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◆大平サブロー(たいへい・さぶろう) 1956年(昭31)2月24日生まれ。大阪市出身。76年、漫才コンビ「太平サブロー・シロー」として松竹芸能からデビュー。その後吉本興業に移り、80年から始まった漫才ブームで大ブレーク。吉本からの独立、復帰を経てピン芸人として活動中。もとは漫才時代の「太平サブロー」だったが、ケジメをつけて今は「大平サブロー」を名乗っている。MBSラジオ「こんちわコンちゃんお昼ですょ!」火曜に出演。趣味はマラソン、ゴルフ、ギター、ボクシング観戦。身長170センチ。