麻木久仁子60歳、薬膳と生きる 2度の大病「体は変わる」/ロングインタビュー

知性派タレントのパイオニア。クイズの女王とも呼ばれた。タレント麻木久仁子(60)。その活躍ぶりから、アグレッシブな女性をイメージしがちだが、当人はいたって控えめ。さらに50歳を前に2度の大病を患ったこともあり、現在は薬膳の沼にはまっている。持ち前の好奇心から次々と資格を取得。タレント業の傍ら、食を通じての体への向き合い方を発信している。実践で培った女性のライフスタイルについて語ってもらった。

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◆麻木久仁子(あさぎ・くにこ) 1962年(昭37)11月12日、東京都生まれ。学習院大中退後からタレント活動。88年「オールナイトフジ」の司会で注目される。知性派タレントとしてクイズ番組を中心に出演し、情報番組のキャスターや司会、コメンテーターとして活躍する。10年に脳梗塞、12年に乳がんを患ったことをきっかけに薬膳を勉強。国際薬膳師、国際中医師、温活指導士の資格をもつ。家族は母と長女。血液型A。