吉本新喜劇座長・川畑泰史 ナインティナインも博多華丸・大吉も引きつける魅力に迫る

パンパンに張ったほっぺたがトレードマークの吉本新喜劇座長、川畑泰史(55)。2月10日には、豪華メンバーによる「新喜劇生活30周年+1記念公演」が大阪・なんばグランド花月(NGK)で開催される。新喜劇の面々に加えて、同期のナインティナイン、博多華丸・大吉らもゲスト参加する。「皆さん二つ返事で了承してくれました。もう公演が終わったかのように安心しています」と笑った川畑。トレードマークの丸顔は、周囲の誰をも引きつけていく。

お笑い

◆川畑泰史(かわばた・やすし) 1967年(昭42)6月22日、京都市生まれ。NSC(吉本総合芸能学院)9期生。同期にはナインティナイン、宮川大輔、矢野・兵動ら。91年に新喜劇入団。07年6月座長に就任。公式プロフィルにある趣味は温泉めぐり、ラーメン食べ歩き、ギター。身長167センチ。

目標はめだかさん

NSC(吉本総合芸能学院)9期生のナインティナイン、星田英利、宮川大輔、矢野・兵動らが駆けつける。加えて、福岡吉本からデビューした博多華丸・大吉も「30周年+1記念公演」に参加する。

川畑 厳密に言えば、華丸・大吉は同期かどうか微妙なんです。NSC入学時をスタートとするか、芸人デビューをスタートとするか、そのあたりが大阪と福岡で事情が違っていて、細かく言えば2人は先輩のようです。でも、これまで長く同期のような関係で付き合ってきたので「まあ、ええか」と。いつもの新喜劇のメンバーも一緒なので、それぞれの見せ場を作らないといけません。座長になって15年たちますが、これまでで一番台本に苦労したかもしれません。とはいえ、いつもの新喜劇を楽しんでもらうつもりで、足を運んでいただければうれしいです。

本来は「30周年記念公演」として開催されるはずが、コロナ禍もあって順延され「+1」となった。高校卒業後、医療関係のサラリーマンとして4年勤務。ルートセールスで病院関係を巡っていた。

本文残り80% (2366文字/2953文字)