INFINITY TWIGGZ語るFULLCAST RAISERZ/Dリーグ連載

FULLCAST RAISERZは4年目のシーズンを新体制で迎えた。絶対的カリスマディレクターTWIGGZ JUNと3年間リーダーを務めたSOULJA TWIGGZがチームを去り、KTR（33）がディレクター、INFINITY TWIGGZ（29＝愛称MASAKI）がリーダーに就いた。生まれ変わった「肉体派舞闘集団」は妥協なき意見のぶつけ合いで作品をつくっている。真のDリーガー育成の信念に揺るぎはない。開幕から1勝1敗1分けとスタートダッシュはできなかったが、力を振り絞って踊りきる、スタイルを貫き続ける。ぶつかり合う個性を社会人経験を生かしたバランス感覚でまとめる新リーダーINFINITY TWIGGZに、FULLCAST RAISERZの今を聞いた。

その他エンタメ2023.12.05 11:00

久我悟

｢Dリーガーのオドリバ｣連載はこちらから！

ROUND.3は人間の内面に潜む叫びや狂気を表現した

FULLCAST RAISERZFULLCAST RAISERZの新リーダーINFINITY TWIGGZ。やさしい素顔がステージに上がると豹変する

作品づくりをして､ステージで戦えて、Dリーガー

――ROUND.1から激戦が続いています

常にSWEEP勝利をする意気込みで作品づくりをしています。ジャッジの方々に圧倒的だと思わせる作品をこれからも作っていこうと思います。

――新シーズンの準備どのように進めてきましたか

毎年、サマーキャンプに行くんですよ。ほかのスポーツ選手みたいな感じで。そこから練習を始めます。（愛知・西尾市の）吉良ワイキキビーチの浜辺でトレーニングしています。他にもレッスンやイベントを開催して地域の方々と交流をし、練習がスタートします。

――キャンプ後は

ディレクターと僕でSEASONの戦い方や、各ROUNDの作品の話などを相談して、メンバーと話し合い担当を割り振ります。うちは作品を担当したメンバーを中心に、みんなで仕上げていく形で練習を進めています。

新ディレクターKTR（右）と常に行動をともにして、新生FULLCAST RAISERZを運営している

ROUND.3は熱演の末、LIFULL ALT-RHYTHMと引き分けた

――作品ごとに責任者がいるんですね

1人ずつ作品を担当して修正しながら。作品をつくった経験がないメンバーもいるんで、全員でカバーしながらですね。

――育成にも取り組んでいるんですね

Ｄリーガーとして「作品づくりをして、ステージで戦えてやっとDリーガー」という考えがあります。

――リーダー就任を伝えられたのはいつですか

本文残り76％　（2247文字／2964文字）

keywords

#【久我悟】 #連載第8回 #Dリーガーのオドリバ #FULLCAST RAISERZ #CyberAgent Legit #Valuence INFINITIES #SEPTENI RAPTURES #KADOKAWA DREAMS #avex ROYALBRATS #LIFULL ALT-RHYTHM #Benefit one MONOLIZ #SEGA SAMMY LUXKOSÉ 8ROCKS #dip BATTLES #Medical Conciege I’moon #DYM MESSENGERS #その他エンタメ

編集委員

久我悟Satoru Kuga

Okayama

1967年生まれ、岡山県出身。1990年入社。
整理部を経て93年秋から芸能記者、98年秋から野球記者に。西武、メジャーリーグ、高校野球などを取材して、2005年に球団1年目の楽天の97敗を見届けたのを最後に芸能デスクに。
静岡支局長、文化社会部長を務め、最近は中学硬式野球の特集ページを編集している。