【チームジャパンの言葉】2大会連続で団体銀 3日間の激闘の軌跡〈後編〉

フィギュアスケート団体で、日本が銀メダルを獲得しました。女子の坂本花織とペアの「りくりゅう」がショートプログラム(SP)、フリーでともに1位となるなど、全8種目中5種目でトップに。仲間を鼓舞し、涙し、一体となって目標のメダルをつかみ取りました。現地時間6日に行われたアイスダンス・リズムダンスから、8日の男子フリーにわたる3日間のインタビューのやりとりを【チームジャパンの言葉】としてお届けします。

フィギュア

〈ミラノ・コルティナオリンピック(五輪):フィギュアスケート〉◇団体◇ミラノ・アイススケートアリーナ

団体アイスダンス・フリーダンスの演技を終え、観客の歓声に応える吉田(左)、森田組(撮影・前田充)

団体アイスダンス・フリーダンスの演技を終え、観客の歓声に応える吉田(左)、森田組(撮影・前田充)

◆7日アイスダンス・FD後(吉田唄菜、森田真沙也組)

―どのような気持ちで演技に臨みましたか

吉田そうですね。昨日から今日も本当にみんなが素晴らしい演技をしていて、私たちもそれに続きたいなっていう気持ちで今日もリンクインしたので、少しでもできたかなという風には思っています。

森田はい、そうですね。最初から最後まで楽しく滑れましたし。自分たちの演技の前には鍵山選手が渾身の演技をしていたので、それにもちろん後押しもされましたし。より良い雰囲気で臨むことができたので、すごく楽しい時間でした。

―日本に貢献したいとお話しされていました。この結果はどのように受け止めていますか

吉田そうですね。やっぱり私たちが得点源になることはあんまりできていないとは思うんですけど、私たちが良い演技をすることで、他の日本チームの皆さんにエネルギーだったり、「頑張ろう」っていう気持ちを少しでも共有できたかなという風には思うので、今後、次のオリンピックでは私たちが最前線に立って、アイスダンスが得点源になれるような、そんな演技だったり強さを目指したいなと思います。

―会場は沸いていましたね

森田そうですね。もちろんそこで盛り上がってほしいので、そういう振り付けにしてもらいましたし。自分たちの中でも、よりその部分が映えるように、その前のコレオ、ステップシークエンスであったりとかっていうのももっと得点が繋がるように構成してきたので、そこが会場の盛り上がりに少しでも繋がっていたらとても嬉しいです。

―鍵山さん、坂本さんの涙はどのように感じましたか

吉田そうですね。すごく本当に嬉しかったですし、もう、2人とも「すごく良かったよ」っていう風に言ってくださったので、本当に嬉しかったですし。今日、私が優真くんの演技でちょっと涙が出そうにもなったんですけど、そうやって日本のチームみんなでお互いに思い合って頑張っているので、金メダルも取れるんじゃないかなと思っています。

―佐藤選手が、チームの仲が良いとおっしゃっていましたが、森田選手も感じますか

森田そうですね。ミラノに入ってから…今日何日でしたっけ?(7日です)。昨日、22歳に佐藤選手がなったんですけど、22歳組で楽しく4人で会話することももちろんありましたし。同い年に同じレベルであったりとか、同じ大会で戦えるような選手がいるっていうことは、もちろん心の支えにもなりますし。もっともっと自分たちも頑張ろうっていう気になるので、とても良い刺激ももらえています。

―大会始まって以降、キャプテンとして何か一言かけたりすることはありましたか

森田特にないです。みんなでちょっと楽しく喋って、ご飯食べてってくらいなんで。いつも通りです。

―演技をしてみて、今後の成長のカギみたいなものは見つかりましたか

吉田そうですね。やっぱり私たちが今できるベストの演技をして、この点数、この立ち位置なので。やっぱり世界の皆さんはもう滑りの質から違いますし。姿勢1つ、指先の使い方1つでも違うので、もう細かいところを全て磨いていって、どんどん世界のトップに入り込んでいけるように頑張りたいと思います。

―五輪はどんな経験になりましたか

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