【三浦佳生の言葉】「ハラハラさせる系男子」逆転銀の舞台裏、仲間の支えとメイク秘話
【アンジェ(フランス)=松本愛香通信員】2月のミラノ・コルティナ五輪代表の三浦佳生(かお、21=明治大)が、グランプリ(GP)シリーズ第1戦フランス大会でショートプログラム(SP)9位から巻き返し、合計247・96点で銀メダルを獲得しました。大会総括の取材では、仲間の励ましや、女子選手にメイクをしてもらったエピソードも明かしました。
フリー後の囲み取材と大会総括の取材から「三浦佳生の言葉」をお届けします。
フィギュア
<フィギュアスケート:グランプリ(GP)シリーズ第1戦フランス杯>◇25日◇アイスパーク◇男子フリー
大会総括の取材で「ハラハラさせる系男子ですね」
―メダルをかけた今、どんな気持ちですか
うれしいですけど、怒濤(どとう)すぎて。すごく疲れましたし、わけも分かっていないです。わけも分からず2位になって、わけも分からずメダルをもらっています。
―演技後、他の選手の得点をどんな気持ちで見ていましたか
そもそも見ていなくて。おなかがすいたので、とりあえず上でお昼ご飯を食べていました。1回Xを開いたら、試合のリポートを上げている人の投稿が出てきて、ミハイル・シャイドロフ(カザフスタン)が120点と出てきた時に「これ、やばいかも」と思って。見たら、だんだん順位が上がっていきました。喜ぶにも喜びづらい感じでした。周りが下がって、自分が上がっていくので。2位という結果はうれしいですし、フリーは頑張ったので良かったんですけど、ちょっと難しいですよね。
―SP後に過去一番くらいLINEが来たと話していましたが、どんな人から届いたのですか
選手で言えば、(西野)大翔とか、たっちゃん(壷井達也)とかが送ってくれましたね。
―フリーを終えた時、表彰台に届くかもしれないという気持ちはありましたか
いや、厳しいかなと思っていました。250点に乗っていないので。これが中国だったら8位くらいだろう、みたいな感じでした。
―今大会に一緒に来ている選手の支えはありましたか
(山本)草太君とはよく一緒にいるので、励まし合っていました。昨日はデモでホテルに帰れなくて、休憩できるスペースを確保したと言われて行ったら、日本人の女子陣がいて。励ましというか、みんな和気あいあいとしていましたけど、その空気感に恵まれたかなと思います。
―女子選手は試合前だったと思いますが、どんな話をしていたのですか
「よくあのアクセルで転ばなかったね」みたいな、そんな感じで結構ラフな会話をしていました。
―控室には何人くらいいたのですか
数人です。トレーナーのケアを受けている人もいるし、寝ている人もいました。女子は試合前だったので、物音を立てるのも申し訳なくて、僕と草太君は1回カフェに行きました(笑い)。
―メイクはいつしてもらったのですか
会場に着いて、アップ前にやってもらいました。(住吉)りをんちゃんと(青木)祐奈ちゃんにお願いしました。
―メイクはお任せだったのですか
お任せですかね。お任せみたいな感じです。
―その時に「頑張れ」といった言葉はありましたか
女子の試合前とかに話していて、「片方だけ顔を変えたら面白いんじゃない?」という話になって。それでいこうとなったので、その流れです。
―今回はアダム・シアオイムファ選手以外、苦戦した選手が多かったですが、五輪後という影響もあるのでしょうか
それぞれですよね。けが明けの選手もちらほらいましたし。シャイドロフは特にオリンピックで優勝して、その翌シーズンはモチベーションを持つのが難しいはずなんですけど、よく出たなと思いますし、大変だろうなという感じです。逆に僕みたいに燃えているキャラは少ないのかもしれないです。世界選手権もショート落ちしたので。
―メイクはアイラインのほかに何をしたのですか
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