【低評価を覆した男たち】玉田圭司「わざと負けてやったんだ」兄相手に培った負けん気

過去もっとも、日本代表への期待感が薄かった大会ともいえた2010年のワールドカップ(W杯)南アフリカ大会。なぜこの時の日本代表は、前評判を覆し16強という結果を残すことができたのか。同大会前に代表23選手を扱った連載「奇跡に挑む者たち」を復刻掲載。彼らのルーツに、ブレイクスルーを成し遂げるヒントが隠されている。FW玉田圭司編。(2010年5月14日紙面より 所属、年齢など当時)

サッカー

<2010南アW杯 FW玉田圭司編>

マラドーナでもプラティニでもない。玉田のあこがれ、原点は身近な兄だった。サッカーを始めたのは幼稚園の年長。地元千葉・浦安市の入船SSCは小学校に上がらないと加入できない。だが、兄俊之さんが中心選手として活躍しており、特例加入が認められた。