【低評価を覆した男たち】岩政大樹の誘惑に負けない計画力、進学校から大学受験成功

過去もっとも、日本代表への期待感が薄かった大会ともいえた2010年のワールドカップ(W杯)南アフリカ大会。なぜこの時の日本代表は、前評判を覆し16強という結果を残すことができたのか。同大会前に代表23選手を扱った連載「奇跡に挑む者たち」を復刻掲載。彼らのルーツに、ブレイクスルーを成し遂げるヒントが隠されている。DF岩政大樹編。(2010年5月17日紙面より 所属、年齢など当時)

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<2010南アW杯 DF岩政大樹編>

母英子さん(57)は、いまだに息子が取った行動を鮮明に覚えていた。小学1年生の夏休みに入って数日たったある日。岩政は、初体験だった「夏休みの宿題」を既に3?4割、済ませていた。2学期が始まる直前に慌ててやるのが定番? の夏休みの宿題を、6歳の子供がコツコツとやり終える姿に英子さんは「驚きました。今振り返ると、そのころから計画してやり抜く素養があったのかな」と振り返った。