70歳過ぎた天龍源一郎の人生観「野望も特にない。いまさら金持って何になる」
21年にプロレス殿堂入りを果たしたレジェンド、天龍源一郎。「プロレスラーをやって70歳まで生きているのは奇跡」という天龍が、人生を振り返る。(2021年12月7日紙面より。年齢、所属など当時)
プロレス
元プロレスラーの天龍源一郎(71)は、今もプロレス会場に足を運び続けている。26歳で関取からプロレスラーに転向。全日本プロレスを皮切りに、主要団体のリングで活躍し、65歳で引退した。現役時代に手術した腰の状態は思わしくないが、自身が立ち上げたプロレス団体「天龍プロジェクト」の解説者を務め、後進の指導にもあたる。9月にプロレス殿堂入りも果たしたレジェンドが、自らの人生を振り返り、今を語った。
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天龍の今の生活には、つえが欠かせない。約半世紀に及ぶ格闘人生で酷使してきた体はあちこちが悲鳴を上げている。特に現役時代に手術した腰の状態は、歩行にも支障が出るほど。今年はうっ血性心不全で入院もした。それでも懸命にリハビリを続けながら、プロレス会場に足を運ぶ。
今年3月に活動休止していた天龍プロジェクトを5年ぶりに再始動させた。大会の解説者を務める天龍が、試合後にリング上から「エイエイオー」と叫ぶのが恒例となっている。若手選手に抱えられながら、転がってリングに上がるが、気にするそぶりはない。
天龍 筋力が衰えているだけ。内臓系は悪くない。人の倍くらい楽しんできた。お酒も仕事も十分やってきたから。プロレスラーをやって70歳まで生きているのは奇跡だよ。
