【西村優菜編〈2〉女子ゴルフを追う】「薄い肉ってないから」日本ラスト飯はアレ希望

JLPGA(日本女子プロゴルフ協会)の2023年ツアー第2戦、明治安田生命レディース(3月9~12日)が高知・土佐CCで行われ、吉本ひかるがツアー初優勝を飾った。通算19アンダーの269でささきしょうこと並び、プレーオフを制した。そんな中、米女子ツアー参戦を前に西村優菜(22=スターツ)は国内最後の一戦に臨み、通算13アンダーの275で10位に入った。課題とともに確かな手応えも。4日間に渡る西村のプレーを振り返りながらその胸の内に迫る。

ゴルフ

〈明治安田生命レディース編/3月9~12日〉

【最後に西村優菜を追った25ショット掲載】

3月7日前夜祭にて

3月7日前夜祭にて

【開幕前日/3月8日】「太った?って。失礼しちゃうわ、と」

西村は前週の開幕戦、ダイキン・オーキッド・レディース(沖縄)ではプロ転向後初のOBを喫した。大会の開幕前日、その反響について聞かれると「恥ずかしいけれどありました」と明るく笑った。

スイング改善に取り組んでいる。まだ自分のなかでしっくりきていない部分があると口にしてきた。その感覚は開幕戦を終えた後も変わらない。

「自分が思い描いている球筋と、少し違う部分はある。そのギャップがどんどん小さくなれば」

今大会には、一時帰国した古江彩佳も参加。さっそく旧交を温めた。

「『「太った?』と聞かれて『第一声がそれ』みたいな(笑い)」

トレーニングを重ねた効果で体格ががっちりしたように見えたのかも知れないとしつつ、「でも、失礼しちゃうわと(笑い)」。

久々の交流を楽しんだ様子だった。

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