【札幌レター〈返信〉】最高位18年とダブる…中村桐耶退場に代表される球際の激しさ 

前回の「札幌レター」では、4月15日の浦和レッズ戦でレッドカードを受けたDF中村桐耶(22)を取り上げた。今季の北海道コンサドーレ札幌は、マンツーマンディフェンスが特徴。退場処分は今季初だったとはいえ、イエローカードは開幕から毎試合受けている。反則や警告数はリーグ全体で見るとどれくらいの多さなのか? そこで記録担当の石川秀和記者にデータ分析を依頼したところ、興味深い返信が届いた。

サッカー

前回は「一発退場中村桐耶、倒した興梠が助言をくれた 失敗を糧に成長する22歳」と題して、今季先発に定着しつつある若手の奮闘を取り上げた。その中村、4月23日アビスパ福岡戦は欠場となったが、出場停止明けの29日横浜FC戦ではスタメンでフル出場。チームの勝利に貢献した。

札幌は今季、開幕から毎試合イエローカードを受けるなど、中村に代表されるように守備に関しては発展途上だ。反則や警告数から見えてくる札幌の戦い方とは。データ分析を通して石川記者に解説してもらった。

本文残り78% (1185文字/1517文字)

スポーツ

保坂果那Kana Hosaka

Hokkaido

北海道札幌市生まれ。2013年から高校野球などアマチュアスポーツを担当し、2016年11月からプロ野球日本ハム担当。
2017年12月から北海道コンサドーレ札幌担当。冬季スポーツの担当も務め、2022年北京五輪ではノルディックスキー・ジャンプや複合を取材。