20歳になった「ピピ」中井卓大 ブレイクスルーのワケと見据える将来を聞いた

天才少年「ピピ」と呼ばれ、幼少期から注目を浴びる中井卓大(20)がスペイン3部リーグで武者修行を続けている。10歳で加入したレアル・マドリードから今季、昨季のラヨ・マハダオンダに続く2年連続の期限付き移籍でマドリードを離れ、バスク州を拠点とする3部アモレビエタに加入した。監督の信頼を勝ち取り、開幕から8試合連続の先発出場。プロキャリア3年目にしてレギュラーの座を確固たるものにしている。その中井がインタビューに応じ、自身の現状や未来について語った。

【取材・構成=高橋智行通信員】

サッカー

中井卓大(なかい・たくひろ)2003年(平15)10月24日生まれ、滋賀県大津市出身。アスール滋賀でプレーし、卓越したボールテクニックの動画が話題に。愛称「ピピ」は幼い頃、思った通りのプレーが出来ないと泣いていたので「ピピ」と呼ばれるようになった。スペインに渡っても「PIPI」と呼ばれる。10歳にしてRマドリードのカンテラ(下部組織)に入団。フベニールB(17歳)、フベニールA(19歳以下)と順調に昇格し、22-23年はリザーブチームのRマドリード・カスティージャでプレー。昨季は3部のラーヨ・マハダオンダへ、今季はアモレビエタへレンタル移籍。世代別では、18年にU-15代表、22年にU-19代表入りしている。

インタビューに答えた中井

インタビューに答えた中井

このチームでは「6番」ボランチ

-アモレビエタでのポジションについて

中井 6番の位置でボランチをやっています。レアル・マドリードではいつも、もうちょっと前の位置で、インテリオール(インサイドハーフ)で8番や10番のポジションでやっていたんですけど、このチーム来てからは6番、アンカーという感じで。ボランチでプレーするようになってからは以前よりは前にパス出すという積極性はないんですけど、ボールをどれだけ失わずチームを動かせるかっていうところが大事になってくるかなと思って。監督からも6番でボール失わずチームを左右に動かして、ゲームメーカーになってほしいとは言われましたね。

-今季チームがいくつもシステムを試す中、1番やりやすいシステムは?

中井 やっぱりワンボランチでの4-3-3が一番やりやすいです。今は真ん中やってますけど、中盤だったらどこでも大丈夫です。ボランチも好きですね。今日はあまりボールに触れなかったんですけど、いつもは結構ボール受けてボールに触るので。その点で6番は大好きです。

-自身の守備についてどう思う?

中井 多分前より良くなったからこそ6番で出られるようになったんですけど、もっとこう強度を上げて、守備を強化していきたいなと思っています。

-開幕からずっとスタメンの要因は?

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