【150秒の青春】如水館WAVESジャパンカップに続く準V~本気で目指す日本一

<チアリーディング・第35回全日本高校選手権大会>◇最終日◇1月26日◇東京・代々木第一体育館

如水館WAVESが昨夏のジャパンカップに続き準優勝した。ディビジョン1でノーミスの演技を披露。4大会ぶり2度目の優勝には届かなかったが堂々の結果だった。全国制覇を目指すチームを取材した。

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次週は箕面自由学園を掲載予定

昨夏のジャパンカップ、全日本高校選手権とディビジョン1で準優勝した如水館(撮影・たえ見朱実)

昨夏のジャパンカップ、全日本高校選手権とディビジョン1で準優勝した如水館(撮影・たえ見朱実)

激しいV争い255.0点で準優勝

その時、会場は異様な雰囲気に包まれていた。

梅花高がノーミスで高校生では史上初のトリプル3基を成功。

如水館はその直後にマットに立った。

余韻が残り、観客席は少しざわついていた。

選手たちに多少の緊張があったとしても、動揺はなかった。

拍手を浴びながら、青いマットへ入ってゆく。

スポットライトに照らされた彼らは、その緊張感すら楽しんでいるようにも見えた。

白を基調にしてオレンジと紺のユニホームをまとった選手たちは、互いに目を合わせてうなずいた。

仲間とタッチを交わし、正面に背を向け、目をつぶった。

さあ、始まる。

勝負の150秒が。

合図とともに一斉に正面を向き高いジャンプ。そして3人のトップが華麗に宙を舞う。

中央はレイアウトダブルツイスト(2回ひねり)、左右は開脚技のエックスレイアウト・ダブルツイスト。

メンズが入ったシングルベースの倒立パートナー、タンブリングへと続いていった。

昨夏のジャパンカップは準優勝。

絶対女王の箕面自由学園や梅花に立ち向かうだけの力をつけてきた。

彼らはチャレンジャーではなかった。

本気で日本一を目指している勇敢なチアリーダーだった。

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益子浩一Koichi Mashiko

Ibaraki

茨城県日立市生まれ。京都産業大から2000年大阪本社に入社。
3年間の整理部(内勤)生活を経て2003年にプロ野球阪神タイガース担当。記者1年目で星野阪神の18年ぶりリーグ制覇の現場に居合わせた。
2004年からサッカーとラグビーを担当。サッカーの日本代表担当として本田圭佑、香川真司、大久保嘉人らを長く追いかけ、W杯は2010年南アフリカ大会、2014年ブラジル大会、ラグビーW杯はカーワンジャパンの2011年ニュージーランド大会を現地で取材。2017年からゴルフ担当で渋野日向子、河本結と力(りき)の姉弟はアマチュアの頃から取材した。2019年末から報道部デスク。
大久保嘉人氏の自伝「情熱を貫く」(朝日新聞出版)を編集協力、著書に「伏見工業伝説」(文芸春秋)がある。