【150秒の青春】箕面自由学園GOLDEN BEARSの卒業「やっぱりチアが好き」
高校チアリーディングの名門・箕面自由学園GOLDENBEARSが、3月1日に卒部式を迎えた。在籍中、ジャパンカップのディビジョン1を3年連続で制覇。うれしいこと、悔しいこと、たくさんの思い出とともに新たなステージへと巣立っていく3年生を取材した。
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チア特集は2025年3月末で終了します
卒業する13人の物語
壇上に立つ3年生はみな、泣いていた。
いつか、日本一になってみたいと希望を抱き、門をたたいてから3年の月日が流れた。
1年からAチームのメンバーとして活躍した選手がいる。
その一方で、どんなに努力を続けても1度も輝くマットに立てなかった選手もいる。
卒部式が終わって数日後、練習する桂門ホールを訪ねると、3年生数人が練習に顔を出していた。
廊下にある椅子に座り、話を聞かせてもらった。
おそらくこれが最後の取材になるだろう。
ガラス扉の向こうを見つめながら、こう答えた生徒がいた。
「やっぱり、チアが好きなんです」
彼女は1度もAチームに入ったことがなかった。
大学に進んでからも競技を続けるという。
チア青春をささげた高校3年間は必ず、これから歩む人生の宝物になる。
「メンバーに入ることはできなくても、日本一のチームをサポートすることができたことは感謝しています。後輩たちの中にも、メンバーに入れない子もいると思うんですけど、最後まで自分の技術を底上げできるように頑張りながら、全力でチームをサポートをして欲しいな」
GOLDENBEARSを卒業する3年生を描く最後の記事は、1度もメンバーに入ることができなくても、諦めずに3年間を駆け抜けた部員を描くことにする。
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茨城県日立市生まれ。京都産業大から2000年大阪本社に入社。
3年間の整理部(内勤)生活を経て2003年にプロ野球阪神タイガース担当。記者1年目で星野阪神の18年ぶりリーグ制覇の現場に居合わせた。
2004年からサッカーとラグビーを担当。サッカーの日本代表担当として本田圭佑、香川真司、大久保嘉人らを長く追いかけ、W杯は2010年南アフリカ大会、2014年ブラジル大会、ラグビーW杯はカーワンジャパンの2011年ニュージーランド大会を現地で取材。2017年からゴルフ担当で渋野日向子、河本結と力(りき)の姉弟はアマチュアの頃から取材した。2019年末から報道部デスク。
大久保嘉人氏の自伝「情熱を貫く」(朝日新聞出版)を編集協力、著書に「伏見工業伝説」(文芸春秋)がある。