【バレー新時代〈28〉】「CS制覇で送り出す」大阪ブルテオン恩師に捧ぐ王座への道

大阪ブルテオンが、記念すべき第1回SVリーグのレギュラーシーズン(RS)優勝を飾りました。前身Vリーグ時代から5年指揮したロラン・ティリ監督(61=フランス)は今季限りで退任し、男子日本代表監督として2028年ロサンゼルス五輪へ本格スタートします。スーパーエース西田有志(25)ら選手は、次はチャンピオンシップ(CS)優勝という最大の目標を達成し、恩師を送り出すつもりです。

バレーボール

フルセットの末、東レアローズ静岡に競り勝ち優勝を決めた大阪ブルテオンの選手たち(2025年4月13日)

フルセットの末、東レアローズ静岡に競り勝ち優勝を決めた大阪ブルテオンの選手たち(2025年4月13日)

万博開幕を勝利で祝福

2025年4月13日。

大同生命SVリーグ最終日最終節が、大阪・枚方(ひらかた)市の本拠地パナソニックアリーナで開かれた。

この日は大阪・関西万博の開幕日。航空自衛隊のアクロバットチーム「ブルーインパルス」が枚方市上空などを巡り、万博会場に向かう予定だった。

記念飛行をひと目見ようと、枚方市内も交通渋滞していた。天候不良で結果的に飛行は中止となり、代わりに祝福したのが、大阪ブルテオン(大阪B)だった。

試合は2時間45分のフルセットの末、東レアローズ静岡に競り勝った。午後4時50分に、大阪Bに歓喜の瞬間が訪れた。

大阪B対東レ静岡 第2セット、スパイクを決める大阪Bの西田有志(2025年4月13日)

大阪B対東レ静岡 第2セット、スパイクを決める大阪Bの西田有志(2025年4月13日)

的確な指示で流れ変わる

チームを代表し、賞金1000万円を贈呈された西田は「満足できない部分はたくさんあるが、チームが勝てたことがうれしい。今季SVリーグになって、多くの試合をさせてもらい、会場に足を運んでもらった。この環境をつなげていきたい。感謝します」と、超満員3064人の観客に頭を下げた。

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スポーツ

横田和幸Kazuyuki Yokota

Osaka

大阪府池田市生まれ。1991年入社。
93年Jリーグ発足時からサッカー担当で、当時担当していた出世頭は日本代表監督になった広島MF森保一。アジアの大砲こと広島FW高木琢也の当時生まれた長男(利弥)を記者は抱っこしたが、その赤ちゃんがJ3愛媛のDFで今秋30歳に。
96年アトランタ五輪、98年W杯フランス大会などの取材を経て約13年のデスクワークに。19年から再びサッカーの現場へ。