【ロコ・ソラーレ】悔しさあれど悔いはなし! 北京銀から学んだ準備力で世界一へ
カーリング女子は、フォルティウスが26年ミラノ・コルティナ五輪最終予選に向かいます。それに先だって、カーリング代表決定戦が9月11~14日、北海道稚内市みどりスポーツパークで行われました。五輪2大会連続メダルの女子ロコ・ソラーレは、タイブレークでフォルティウスに敗れ、半年後の五輪金メダルへの道は断たれました。4人は18年平昌で銅、22年北京で銀メダルを獲得しましたが、悔しさも抱えていました。今大会に向けて4人が磨いてきた、ある“能力”に迫ります。
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大一番タイブレークで藤沢「納得の負け」
堂々と掲げていた「世界一」。念願の“五輪金”への道に、自らピリオドを打った。
ライバル、フォルティウスとのタイブレーク。序盤から苦戦を強いられた。第1エンド(E)で3点を奪われ、第4、5Eと連続で2点を失った。
逆境を跳ね返すのが、ロコの強み。しかし、有利な後攻で迎えた第6Eで追加できたのは1点のみ。2Eを残し、相手に握手を求め、試合を終わらせた。
4人は頭を寄せ合い、涙を流した。スキップ藤沢五月(34)は「フォルティウスさんがすごく素晴らしいパフォーマンスをしてきた。悔しい思いはもちろんあるけど、納得の負けだった」。26年五輪への道は途切れたが、いさぎよかった。
4人そろって「銀」に悔しさにじませ
22年北京五輪。輝く銀メダルを手にした。18年平昌大会の銅メダルから1歩前進。周囲は、快挙を喜んだ。
ただ、本人たちの感覚とは、大きく離れていた。3―10で完敗した決勝の英国戦が忘れられなかった。
25―26年シーズン開幕前。3年前の戦いを振り返ってもらった。それぞれ別の場所で尋ねたが、4人そろって、同じように悔しさをにじませた。
吉田夕「金に近づいたからこそ遠く感じた」
リード吉田夕梨花(32)は「決勝で歯が立たなかった。準備の仕方が足りなかった。(金メダルに)近づいたからこそ遠く感じた。あそこに立ったからこそ、近くて遠いものという感覚が生まれた」と振り返る。
セカンド鈴木夕湖(33)も「銀メダルを取れたのはうれしかったけど、最後決勝で負けて、悔しい気持ち、不完全燃焼という気持ちがあった。悔しい気持ちの方がすごく大きかった」と明かした。
サードの吉田知那美(34)は「五輪で銀メダルってすごく立派な成績。満足してもいい。だけど、決勝で勝つっていう経験がいったいどんなものなのか…。もう少しやれることもできたし、もう少し強くなれるんじゃないかと思えた」。
藤沢「どうしよう。決勝って…もっとできたのに」
藤沢は「平昌の準決勝を超えたい思いでやってきた。ただ、超えた後の決勝の準備を全くしてきていなかった。『どうしよう。決勝ってどう戦えばいいんだろう』っていう感じで終わってしまった。もっとできたのに、という悔しさがあった」と口にした。
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