浜名湖ボートは23日に開幕するG2「第1回全国ボートレース甲子園」、9月のG2「モーターボート大賞」に向けて、盛り上がりを見せている。そんな中、個人的に気になっているのが、8月1日から9月1日まで開催される「ボートキッズパーク」だ。浜名湖ボートと玩具の開発、プロデュース等を手がけるボーネルンド社がタッグを組み、さまざまな遊びや、知育体験の場が提供される。

戸田、児島ボートなど、全国でも行われているイベントだが、浜名湖では昨年のゴールデンウイークに続いて2回目。ゴールデンウイークは9日間の開催で9285人が利用し、今回も約1万6000人の利用を見込んでいる。浜名湖ボートの宣伝課も「ファミリー層に多く足を運んでいただきたい。今後もイベントの企画に取り組んでいきます」と意気込む。

価格設定は衝撃的だ。大人は開催日は200円、子供は300円(1歳未満無料)。15歳以上はボート場への100円の入場料が必要だが、時間制限はない。ショッピングモール内にある同様の施設では大人、子供ともに30分500円。10分延長すると、100円の延長料金がかかるのが相場だ。ボートキッズパークがいかにお得か一目瞭然だろう。

私事だが、1歳なったばかりの男の子がいる。屋外で遊ばせるのは熱中症が心配だし、家では暇を持て余してしまう。ボートキッズパークはまさに救世主。今年の夏、子育てファミリーには浜名湖ボートを外出先の選択肢に加えてほしい。迫力あるレースと、遊びのスペースは、貴重な思い出の1ページになるはずだ。