女子ボートレーサーの魅力に迫る「ビューティフル・ボートレース」。今回は今井美亜(26=福井)を紹介する。男子のお株を奪う豪快なレースが持ち味。時間があれば、トレーニングを積み、山登りやサイクリングなどで体を動かすアクティブ女子だ。高校時代にカヌーで全国大会に出場した経験もあるパワフルガール、人気上昇中です!
- オンでもオフでもパワフル、アクティブな元気娘・今井美亜
-高校時代はカヌーの選手だった
今井美亜 カヌーに夢中でしたね。全国大会にも出場したことがあります。カヌーを続けたい気持ちはありました。でも、続けていくには体が小さすぎました。小さいころから体を動かすのは好きでした。
-カヌーを始めたきっかけは
今井 中学時代はソフトボールをやっていました。ピッチャーでした。高校にはソフトボール部がありませんでした。すぐにレギュラーが取れそうなものを探していたら、カヌーだったんですよ。でも、甘くなかったですね。高校の筋トレはきつかったです。
- 高校時代、大分国体のカヌーで3位に入る
-ボート選手になりたいと思ったのは
今井 最初は特に「これになりたい」というのがありませんでした。父がボートレースのテレビ番組を見ていて、「こんな職業があるよ」と私に勧めてくれました。カヌーと同じ水上の競技だったので親近感が湧いてきました。就職活動はせず、「やまと学校」一本に絞りました。
-休みの日は何をしていますか
今井 オフも体を動かしていることが多いです。ジムに行って、タバタ式トレーニングをしています。中心はサーキットトレーニングです。ウエート、懸垂、ジャンプなど組み込んだメニューをこなしています。
- 琵琶湖でサイクリング。左から今井美亜、油浦ゆみ、佐藤大佑
-本当に体を動かすことが大好き
今井 いろいろと興味があるんですよ。山登りもしたいし、ボルダリングもしたいですね。時間があれば、久々にカヌーにも乗りたいです。
- 北八ケ岳に登頂
-仲のいい選手は
今井 遠藤エミさん、樋口由加里さん、藤堂里香さん。他にもたくさん仲のいい選手はいます。一緒に旅行することもあります。
- いつも仲良し4人組で宮島の旅へ。左から藤堂里香、遠藤エミ、樋口由加里、今井美亜
-結婚するなら、こんな相手!
今井 自分の方から好きになった人と結婚したいです。何事にも一生懸命で、顔をくしゃくしゃにして笑ってくれる人がいいですね。
-最後にボートレースの魅力とは
今井 見た目よりも、レースの駆け引きがすごいと思います。直線もターンも、エンジンの仕上がりによって変わってきますし、乗り方にも工夫が必要です。全ての要素がレースに関わってくる部分を見てほしいですね。
※次回は8月8日更新予定
- 住之江ボート2Mをトップで軽快にターン
◆今井美亜(いまい・みあ)1990年(平2)8月14日、富山県生まれ。福井支部。106期生として10年5月に三国タイトル戦でデビュー。14年2月の尼崎女子リーグで初優勝。昨年の獲得賞金は1727万4000円。今年は1207万3000円(7月9日現在)。158センチ、44キロ。血液型AB。