女子ボートレーサーの魅力に迫る「ビューティフル・ボートレース」。今回は金子七海(20=福井)を紹介します。父はボートレーサーで福井支部長を務める金子貴志(45=福井)。父の背中を追いながら一流選手への道を歩んでいます。韓国の女性グループ「ITZY」の大ファンで、自らもダンスが趣味というアクティブな一面も魅力です!

金子七海
金子七海

-ボートレーサーを目指したきっかけは

金子 やはりお父さんの影響です。テレビ画面に映る姿がかっこいい。私もなりたいと思いました。夢がある職業だと思います。

-「なりたい」と言った時のお父さんの反応は

金子 本気と分かっていたみたいで、特に反対はなかった。ただ、周囲には「大丈夫かな?」と言ってたみたいです(笑い)。養成所の試験は一発で合格しました。福井県立三国高校に通っていたので「学校のテストの延長かな」という感じでしたね。

成人式で飼い猫と記念撮影
成人式で飼い猫と記念撮影

-部活は

金子 入っていなかったのですが、趣味でずっとダンスはやっていました。ヒップホップですね。

-音楽も好き?

金子 何でも聴きますよ。女性アイドルが好きなんです。NiziUやTWICEも聴きます。最近はKポップアイドルのITZY(イッツィー)にはまってます。イェジちゃんを推しています!

-ライブにはよく行った

金子 コロナ禍で最近は行けませんが、E-girlsのファンクラブに入っていて、よくライブへイベントに行ってました。

-お父さんと一緒に?

金子 さすがにお父さんとはライブには行きません(笑い)。今も実家に住んでいるので、近所に食事はよく行きます。辛いのは苦手ですが、韓国料理は好きです。チゲ鍋が特に好き。

西橋奈未(左)とトークショー
西橋奈未(左)とトークショー

-ペラは教えてもらっている

金子 家にペラ小屋があって、そこで教えてもらっています。師匠は松田祐季さん。お父さんも含めて2人にはいろいろ教えてもらっていますね。レース運びも1個レースごとに細かく指導してもらっています。

-松田選手に言われて一番勉強になった言葉は

金子 「5、6着は取ってはいけない」と言われてます。それは心掛けています。他はいろいろ言われ過ぎて…頑張らないといけませんね。

-仲がいいのは

金子 同期はみんな仲がいいですよ。野田なづきちゃんとは1月末から2月のびわこで同部屋でした。何か旅行みたいな感じで楽しかったです。

妹の誕生日を祝う(写真は本人提供)
妹の誕生日を祝う(写真は本人提供)

-最後にボートレースの魅力を教えてください

金子 スピードですね。乗っていてスリルを味わえるし、思った通りにターンできた時は最高にうれしい。ファンの皆様にターンスピードで魅了できるように頑張ります。まずはB1に上がれるように日々を過ごしていきたいですね。

※次回は4月13日更新予定

◆金子七海(かねこ・ななみ)2000年(平12)4月21日、福井県生まれ。福井県立三国高等学校卒業後、ボートレーサー養成所の試験に初の受験で合格。125期として19年11月住之江でデビュー。昨年の獲得賞金は410万4000円。158センチ、47キロ。血液型A。