皆さま、こんにちは。先日、同県同期で家族ぐるみの付き合いもある今井裕梨ちゃんがデビュー初優勝を飾りました。レースは自宅のレジャーチャンネルで観戦。3周回、ハラハラとしました。もちろん(松本)晶恵ちゃんと群馬支部2人を応援していましたが、同県同期の初優勝は格別にうれしかったです。地元桐生でもあったので、本当に良かった。優勝した翌々日には一緒にトレーニングへ行き、「緊張したよ~」と笑顔で言ってました。また、同期の大串重幸くんも今年2月(大村)に初優勝。デビュー20年目の節目に同期の優勝があり、とても刺激になります。

うれしい~! 初優勝した今井裕梨ちゃん(右)とトレーニングをしてきました
うれしい~! 初優勝した今井裕梨ちゃん(右)とトレーニングをしてきました

僕も若いころからずっと緊張します。実は全レースがそうですが、節間でいうと1走目、準優、優勝戦は特に緊張をします。初優勝した鳴門(06年9月)の時は4枠(5コースまくり差し)だったので、そこまでではなかったですが、1枠の優勝戦は特に緊張します。一番チャンスがあり、落としてはいけない枠だと思っています。今まで一番緊張したのは、初めてSGを取れた時。丸亀(13年メモリアル)は別格でした。

僕はいまだに緊張に慣れませんが、どの場面でも緊張を味わえることは、レーサーとして幸せだと思っています。パフォーマンスが出せない緊張はいらないですが、緊張を解く必要はなく、いい方向に持っていけるように、挑戦するしかないと思います。以前は「どうしよう、どうしよう」でしたが、今は緊張している自分と少しずつ、うまく向き合えるようになりました。ただ、僕ら以上に大切なお金をかけるお客さまは緊張しているんじゃないでしょうか。これからも緊張感の伝わるレースをお届けできることを目指して頑張ります。

さて、最近も群馬県は暑いです。今のプロペラ小屋は39度…。溶けそうなほどです。皆さんも体調に気をつけてください。来場する際も熱中症対策をしてレースを楽しんでください。(ボートレーサー)