1億円決戦は信じられない大波乱が待っていた。

SG「第36回グランプリ」は19日、大阪・住之江ボートで12R優勝戦が行われ、3コース瓜生正義(45=福岡)が、見事なツケマイで優勝。16年に続いて2度目の頂点に輝いた。

1番人気の峰竜太は、1Mでインから先に回ろうとしたが、ターンマークに接触して転覆(妨害失格)。事故を避け切れなかった丸野一樹、平本真之、毒島誠の3人が、いずれも転覆失格…。難を避けた白井英治が2着に入ったものの、ゴールは2艇しかおらず、2連勝式、拡連複、単勝、複勝式舟券以外は不成立となった。12Rの総売り上げ42億7752万6800円のうち、ボートレース史上ワーストとなる41億1426万3700円が返還された。