【窪寺伸行・方艇式】

今節の「ニッカン・コム」杯は、近5年の戸田勝率上位者から選抜され、当地SG優勝歴のある西村勝、馬袋も登場。4日間の短期シリーズで行われる。まだ確固たるエース機は不在だが、気配に最も安定感のある11号機は宇佐見へ、前回Vの9号機は山崎に渡った。山崎は6秒64の1番時計をマークした。

ドリーム組は、6人ともエンジン複勝率が30%台。ただし、機歴は西村拓、松村、烏野が優勢。試運転を含め、西村拓の動きが1歩リードする。吉田一も同班選手から「分がいい」との評価を得た。一方、森高や馬袋は現状不安を抱える。それでも森高の前検タイムは6秒66の3位。枠に底力も含め、本命を託した。馬袋もテクが頼り。烏野は以前快速だった25号機の片りんはなく、本体点検に入った。