【12R:優勝戦・決断】

準優10Rでインの西島義則を差し切った杉山正樹が、優勝戦の1号艇を手にした。回り足が強力で今節は12戦中、舟券に10回絡み、堅実なレース足を見せている。進入に動きはなく、マイペースの起こしも見込める。仕掛けも安定していて、1M先取りから押し切り、昨年6月丸亀以来、今年初の優勝を決める。

荒井の攻めも魅力的。回った後のバックの足は軽快で、3コース向きの仕上がり。ツケマイを放って2M勝負に持ち込む。吉田は差し場を拾って食い下がる。坂元も機力は上位。差しに構えてしぶとく連争いに。

杉山 準優はいい足をしていた。舟の向きターン回りも良かった。伸びも出畑(孝典)選手と変わらないし、全体に上位ある。

坂元 何か合ってなかった。スタートも分からなかったし舟の返りも悪くなっていた。合えば出足やターン回りはいい。

荒井 自分のもいいけど宮野(仁)の足も良かった。伸びは行き足からのつながりで、少しのぞくくらい。出足、回り足はいい。

吉田 行き足はしっかりしているのでスタートはしやすい。威張れる感じはなくて、いい人には足負けします。夜の方がいい。

原 地元の山本(浩輔)選手にペラのアドバイスをもらって舟の向きも良かったし、準優が一番良かった。5枠は好きなところ。

宮野 優出のチャンスがある足だと思っていた。ペラを自分の形にして、足はバランスが取れていい。ターンもしっかり回れる。