下條雄太郎(34=長崎)が逃げ、ニッカン・コム杯を制した。6枠の倉谷和信が動いて深めの起こしになったが、インからコンマ06のトップスタートで先マイ。土屋智則の差しを許さずに押し切った。

ウイニングランでは地元ファンの大歓声にガッツポーズで応え、「お客さんも多かったし、うれしい」と笑った。8月のお盆レースに続く地元連続V。そして、今年優勝は自身最多の4度目となった。「今節も調整を合わせられたし、やってきたことが結果にもつながっていると思う」。地元戦を制した勢いに乗って、次節は29日からの児島G1に向かう。なお、2着は原田幸哉で長崎ワンツーで決着。3着は土屋が入った。