小野寺智洋(44=香川)が土俵際で踏ん張った。

3日目まで得点率4位タイで、無事故完走で準優進出の位置にいた。ところが2Rの2Mで転覆し、選手責任で痛恨の減点5となった。後半9Rは6枠で万事休すかと思われたが、大外からブイ際を鋭く突いて3着。予選16位で準優に滑り込んだ。

相棒の11号機は、中間整備で行き足や伸びがパワーアップした。転覆の影響が心配されたが「ピストンは1個換わったけれど、足落ちはしていない。体も大丈夫です」と笑顔を見せた。

準優10Rは再び6枠。再び最内を差して、びわこで2度目の優出を狙う。